自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2011/10/05
< 出会う、学ぶ、感動、考える、つながる >
今年の修養会時、私は待機当番でした。この当番は、修養会先で病気になったり、具合が悪くなったときや生活指導に関わることがあった時に迎えに行ったりする(あんまり遠いのは無理です)のです。
1年生は新潟県の津南町(長野県境)へ行き、バンガローで寝泊りをして、自炊や登山を行ってきたようです。自炊はクラスによってメニューが違い、男子が女子に、女子が男子に、交互に料理を作るクラスもあったようです。上手に作れたところが殆どだったようです。飯盒で炊いたご飯は、回数を重ねるごとに美味しくなっていったようです。修養会の登山と言えば、大体はハイキングコースやスキー場のコースを登るのが定番です。今回は、あまり運動していない人が筋肉痛になるほどの本格的な登山だったようです。また、風邪をひいて帰ってきた人が大勢いました。日中と夜の温度差が大きくあり、喉の痛みを訴えていました。中にはインフルエンザに罹ってしまった通生もいたようです。
2年生は9コースに分かれ、福祉施設でさまざまな作業を行ってきました。作業内容は、その施設によってさまざまで、掃除や窓ふき、内職の手伝い、車の洗車、街頭募金、入居者との交流と色んな事を体験してきたそうです。「与えられるより与える人になろう」というテーマから労作が必ず入っていたようです。また、福祉施設へ行く目的は、しおりの渡辺先生の巻頭言を借りれば、障がいのある方と触れ合う事で気付くことがあり、その出会いを通して生き方を模索するためです。
街頭募金を体験したS君は、「めっちゃ疲れましたよ。でも、数時間で数万円集まりました。」と達成感もあったようです。S君のグループを担当した先生は、K君を一番褒めていました。
講演は向谷地先生が素晴らしいお話してくださいました。向谷地先生の後ろと言うか前を一緒に歩いている同行者に、大望館卒のTさんがいるではありませんか?そのTさんは、講演の中でピアノの弾き語りをしてくれました。また、Tさんは、自分が過ごしていた大望館の6室を見学して懐かしんでいました。そして、お土産にTさんがレコーディングしたCDをプレゼントしてくれました。しばらく朝の目覚めはこの曲になりそうです。
3年生は敬和生活最後の修養会です。3年生は北海道へ行き、アイヌ民族の文化を学んできました。原発事故後の世界においてどのように生きていかなければならないのかが問われている中で、アイヌ民族の自然観を学び、マイノリティの方々と共に生きることを学ぶことがねらいとしおりには書いてありました。数名の講師の先生方の準備が素晴らしく、アイヌ民族の歴史を学び、とても為になる話で3年生の最後の修養会として、心に響く内容だったそうです。特に歌を披露した先生がとても印象的だったそうです。
最後の修養会として最も思い出に残ったのは、帰りのフェリーではないでしょうか?行きは飛行機で、予算の関係で帰りはフェリー。しかも通常の修養会より1日長く3泊4日になる。帰りが遅くなることに文句を言う人もいましたが、1日長く修養会を楽しめるとあって、出発前は楽しみの声が多くあったように思います。
3年生は、北海道の思い出にジンギスカンをたらふく食べてからフェリーに乗り込んだそうです。空腹の方が船酔いしやすいという考えだったようです。しかし、出港してから1時間後、フェリーは地獄絵図のようにあちらこちらで具合が悪くなった人が倒れていたそうです。学年主任は思い出の船旅にしようと、食事はすべて食べ放題。メニューはカルビ丼など普段なら喜びそうなものばかり。でも、帰ってきた3年生の顔は青白く、げっそりと心なしか痩せたように感じました。
人格を高めるための修養会は、敬和にとって大切な学校行事の一つです。出会いや深く考える時間が持てたでしょうか?
(帆刈)
< 入寮のすすめ >
先々週は、3連休の後の3連休となんだか曜日感覚もずれてしまう1週間でしたね。そんな中9月19日(月)に新しい仲間が加わりました。1年生IクラスのH.T.君です。H君は野球部に所属している寮生から寮の話を聞き、寮に入りたいと思うようになり、8月末に行われた寮体験プログラムに参加してから入寮を決めました。H君は新発田出身ですが、生まれは埼玉県とのこと。入寮した感想を聞けば、「楽しいです。」と独特の声で答えてくれました。H君は、部活と勉強を頑張り、身の回りのことを自分でできるように自立したくて入寮したそうです。よろしくね。
みんなはすでに切り替えていますか?修養会も終わり、気が付けば10月になり、第3定期テストの1週間前になっているのです。そして、テストが終わったら、第2回の寮体験プログラムを行う予定でいます。一人より二人、二人より三人と、寮生は大勢いた方が楽しいです。現在、大望館の在籍人数は40名です。収容可能人数は45人です。あと5名も入れることが出来ます。H君のような通学生で寮生活に興味のある人を誘ってみてはどうでしょうか?
それには自分自身が寮生活を満喫し、充実していないと人に勧められないかもね。
(帆刈)
< 意外なところで再会 >
各地で懇談会「敬和の会」が開かれています。校長先生が敬和の教育について講演し、学校紹介を行い、その後に参加者と質問や感想など懇談します。参加者は、その地域の保護者や中学生とその保護者、卒業生も参加してくれる時もあります。私は、9月に長野と長岡の敬和の会に参加してきました。その長野へ参加した時に参加者のある方がDVDを持っていました。
そのDVDは、「のぞみ寮紹介2008」と印刷してありました。学校紹介のDVDは、広報の山田さんがプロのカメラマンやナレーターを入れて、編集も校長先生と打ち合わせして、素晴らしい内容のDVDです。この「のぞみ寮紹介」のDVDは、私がみんなの生活の様子を撮った写真とその地域出身の生徒のインタヴューを入れて作ったものです。いわば素人が作ったDVDでした。しかし、このDVDを制作するに当たり、私は家のパソコンで四苦八苦しながら徹夜で作った思い出のDVDなのです。家庭用のパソコンにも容量と限界があり、1か所の敬和の会用に作るために1日半かかりました。だから、私はそのDVDがあったことと、大切に焼き増ししてまで見ていてくれることも嬉しかったです。
我が子が映像で映っていることは、親として非常に嬉しいものです。敬和の会で上映している学校の紹介ビデオに、ほんの一瞬でも映る我が子の姿を親はすぐに見つけるのです。そんな親の思いも感じる事が出来ました。
学校紹介のビデオが20分あり、寮のDVDまで上映していたら懇談する時間がなくなるので、寮のDVDは作らなくてもよくなりました。代わりに冨井先生が、その地域に合わせてのぞみ寮紹介の冊子を作っています(センス抜群!!)。もし、冨井先生から原稿や写真の依頼があった時には、カッコいい顔や中学生が寮に興味を持つような文章を書いてください。
紹介用のビデオを作るには、センスと技術がいるのです。見たい人は私まで。。。
(帆刈)