自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2011/10/05
<3連休!>
9月も後半に差し掛かり、皆が楽しみに待っていた3連休がやってきました。
後期の学校生活、気合いを入れて乗り始めていた人も、その波に乗り切れずに苦しんでいた人も、ホッと一息つけたでしょうか。
帰省した人に加え、器楽部が大会のために山梨へ出かけたので、みぎわ館に残ったのはいつもの三分の一ほど。日曜日に至っては、ほとんどのみぎわ館生が教会、そして街へ出掛けたため、お昼を食べにきたのは2人で、全館合わせても16人。やっぱり寂しい!この連休の中日はよく晴れたので、暑い寮で「こんないい天気なのに、皆がいなくてつまらない!何しよう??」と頭を悩ませ、お菓子作りをしたり、海へ出かけたりする寮生もいましたよ。
そんな中、よさこいのメンバーは、一大イベントの“総踊り”で、3日間朝から晩まで大忙し。「ただいま〜」と見せてくれる笑顔には、疲れも晴れ晴れしさもあり、「おつかれさま〜」と答えながら清々しい気持ちになりました。
消灯の点呼に回ると、これまた面白い光景が。いつもより気持ちが和らいでいるのか、珍しく一つのベッドで楽しそうにおしゃべりしている人もいれば、いつも通り一つのベッドで賑やかな笑い声を響かせながら「聴いて聴いて!聴いてよー!」と競う様に話しが止まらない人もいました。眠たい目をこすりながらも「たまの休み、寝てたまるか」とばかりにマンガを読みふけったり、デジカメで撮った写真やムービーに見入ったりしている人もいました。
日曜の夕食後、「あぁ、明日の月曜日も休みなんて、何だか変な感じ!」と3年生。「次の連休までの3日間も休みだったら良いのにー!」と2年生。「休みを有効活用して、またしっかり学校行かなきゃだよ!私、受験のために小論の練習もしなきゃいけないしね。」自分に言い聞かせるかのような3年生の言葉に、2年生も背筋が伸びた?ようです。今月末には修養会も控えています。3年生の言うように、休みを有効活用して、学校生活のエネルギーにしましょう!
(冨井)
<気持ち新たに…>
11日(日)に、第一回目の引き継ぎ委員会が行われました。総勢23名で行われた委員会は、3年生がどのように委員長会をしてきたのか2年生が同席して体験する場です。次週からは2年生が主に取り仕切り、それを3年生が見守り・アドバイスをする…という形になります。そして引き継ぎも9月いっぱいで終わり。10
月の第一日曜日から2年生のみの委員会が開始されるのです。
11日の委員会では厳しい言葉も飛びました。「引き継ぎの時期なのに、各学年緩んでるんじゃないのか?」「自分さえ好きに出来ればいい…そんな考え方ではみんなが過ごしやすいみぎわ館にはならない」「先輩の姿を後輩は見ている。3年がしない事は2年もしないし、1年もしなくていいと思う。まず先輩がお手本を見せなくては!」などです。実際私が見ていても、登校の時間になっても支度に手間取っている人、漫画を読んでいる人、しゃべっている人などが目についていました。「登校の時間だよ~。」の声掛けから始まり、終いには「早く行きなさい!」とちょっと大きな声を出すことも。委員会でも全く同じ注意が毎週のようにされていたりもしました。
なぜ毎週同じことを言い続けなければいけないのか?寮生同士タイムリーに声掛けがし合えてないのでは?お互いにもっと関心を持ちあわなければいけないのでは???など、様々な面で、様々な疑問と心配事が湧き出ていました。でもそれは私だけでなく、みぎわ寮生、特に3年生たちも同様だったようです。
第一回目の引き継ぎ委員会、それぞれの学年で気合を入れ直すためにはいいチャンスだったように思います。またそれを受けてか、1年生は早速ミーティングのセッティング。「過ごしやすいみぎわ館」とは?を学年問わず共に考えながら、本当に素敵なみぎわ館創りを行っていきたいと思います。
(森口)

<礼拝のお話>
*S.H.(2年生)
みなさんは夏休みの計画を立てましたか?私は最初の1週間部活を頑張ってから、7月22日に海外教室でアメリカに行きます。アメリカに行くことは、私が敬和に来ようと思った時から考えていた事で、ずっと楽しみにしていました。そして、私が敬和に来た目的の一つでもあります。今日はそのことについて話したいと思います。
私は幼稚園の頃から「大改造劇的ビフォーアフター」という番組が大好きで、毎週見ているうちに「一級建築士になりたい」と思うようになりました。その頃は工作や日曜大工のようなものが得意で、よく鳥かごや犬小屋を作って遊んでいました。自分はいつか、建築士になってビフォーアフターに出れたらいいなぁなどと思った事もありました。しかし、小学校高学年あたりになると、視野が広がり、世の中にはいろいろな職業があるのだという事を知り、いろいろな仕事に興味を持つようになりました。父の趣味のゴルフに付き合っているうちにゴルフの面白さを知り、プロゴルファーになりたい!と思ったり、ゲームの牧場物語にハマった時には牧場で働きたいと本気で思ったりしました。
木村拓哉が好きで見ていた「HERO」というドラマで彼が演じていた検察官になりたいと思った事もありました。いつかテレビでスイスの山奥で時計を作る職人の特集を見て、後継者がいないという事を問題にしていたので、時計師になろうかと思った事もあります。まだまだここでは紹介できないほど将来の夢がコロコロ変わっていたのですが、どうやら私はその時にハマったものやカッコいい!と思ったもの、心動かされたものをやりたい!と思うようです。そして今、現在明確な夢はありません。いろいろな物に興味を持ちすぎて、もう何でもいいかな…と思ってしまったりしています。
私は敬和に自分の好きな事・物、本当にやりたいことを見つけるため、自分探しをするために来ました。この夏、アメリカに行って、異文化に触れて、夢ややりたことを見つけて帰ってこれたら…と思っています。
(7月12日)
*M.M.(2年生)
皆さんは自分の行動で世界を変えることが出来ると思いますか?また、自分が何かすることで世の中に影響を与えられると思いますか?少し前までの私は「分からない」「思わない」と思っていました。
貧困が無くなったら、戦争が無くなったら、世界が平和になったらなどと願いながらも自分にはどうしようもできないという思いがありました。献金の時にも、自分が少し献金しただけで意味があるのだろうか、誰かの役に立つのだろうかと思ってしまう自分が居ました。しかし、バタフライ効果と言うものを知り、私の答えは「世界を変えることが出来ると思う!」になりました。バタフライ効果とは、蝶が羽を動かすと空気中の微粒子を動かし、それが他の微粒子を動かし、さらに多くの微粒子を動かす。そうしているうちにやがて地球の反対側で竜巻を発生させるというものです。面白い事にバタフライ効果は人間にも適用されると「バタフライ・エフェクト 世界を変える力」と言う本を読んで知りました。
この物語を読みながら、大きな業績を成し遂げた人だけが世界を変えることが出来るのではなく、私たち一人一人のたった一つの行動によっても世界を変えることが出来るのだという事を確信しました。自分は役に立たないと思う事もありますが、自分のできる事をすればいいのだと思わされました。誰かのために、また社会のために、自分は何が出来るのか、絶えず問い続けて、行動することが出来ればいいなぁと思います。皆さんもぜひ、自分がするあらゆることが重大な意味を持ち、世界を変える力を持っているという事を心に留めて過ごしてみてください。
(8月31日)