自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2026/05/28
【聖書:使徒言行録 2章 1-4節】
「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。」
この間の日曜日は、教会の誕生日ともいわれるペンテコステでした。イエスの弟子たちが聖霊を受け、さまざまな地域の言語で語り始めた出来事です。
『みんなおしゃべり!』という映画があります。ろう者やクルド人の家族を描いた作品で、それぞれが自分たちの言語を守ろうとしながら、対立やすれ違いを抱えて生きています。しかし映画は、「わかり合えなさ」があっても、人はつながれることを描いていました。言葉が通じなくても、相手を理解しようとする姿勢によって、心は通い合うのです。
ペンテコステもまた、「違う言葉を持つ一人ひとり」を大切にする物語です。今はSNSなどで短い言葉だけが独り歩きしやすい時代ですが、本当は見えない背景や思いがあります。だからこそ、すぐに全てわかったと思い込むのではなく、違った上で、「一緒になんとかやっていこう」と関わり続けることが大切なのではないでしょうか。