毎日の礼拝

毎日のお話

2026/02/21

二瓶 渚(教諭)

【聖書:テモテへの手紙二 1章 4節】

「わたしは、あなたの涙を忘れることができず、ぜひあなたに会って、喜びで満たされたいと願っています。」

 

 

 私は空を眺めることが好きだ。夜空を見上げ、星座を見つけることが好きだ。星座は古代の人が輝く星と星を繋いで動物や人の形を描き出したとされている。
 不思議な気持ちになる。星は何千年も前から変わらずそこにある。星と星をつないで想像して空に絵を描き、「わくわく」を見出し、ギリシャ神話などのお話にまで結びつけたのは私たち人間だ。人生も同じではないか、と思う。幸せなことだけではなく、時に面白くないこと、辛いこと、理不尽なこともある。そんな現実は、星と星を自由につないで星座を描いた人たちのように、自分次第でいくらでも変えられる。自分の人生に面白さや楽しみ、幸せはいくらでも見出せると思った。

 星座のことを考えながら、友の言葉を思い出した。私自身の敬和の卒業礼拝で、一人の同級生が後輩へ伝えたメッセージだ。

『 後輩たちへ 
敬和生活の色々な場面で、色々と関わることができた。
お互い名前は知らない、くらいの関係の人でも、3年間で「何らかのつながり」があったと思う。
私たち卒業生一人ひとりの思い出の中に、後輩たち一人ひとりと、つながりがあり、そして後輩たち
一人ひとりがいなければ、私たちの思い出もない。 』

 卒業を目前にしている56回生一人ひとりの中に、1・2年生のみなさん誰かしら一人ひとりの存在とつながりがあったからこそ描くことができた、そんな56回生の敬和生活があると思う。1・2年生のみなさんも56回生とのつながりを振り返った時に、かけがえのない敬和生活の一部を自分自身の中に描くことができるようにと願う。