毎日の礼拝

毎日のお話

2026/02/05NEW!

與那城 初穂(聖書科)

【聖書:ヨハネによる福音書 5章 8-9節】

「イエスは言われた。『起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。』すると、その人はすぐに良くなって、床を担いで歩きだした。その日は安息日であった。」

 

 

 進路デイズ2日目を迎えました。高校卒業後の進路は、進学や就職など選択肢が広がる一方で、条件や迷いも増えていきます。この道を選べば失敗はない、という正解はなく、成功や失敗の捉え方も人それぞれです。だからこそ、不安になり、誰かに決めてほしくなることもあるでしょう。しかし、保護者や先生、先輩、友だちは助言をしてくれても、代わりにその道を歩んでくれるわけではありません。進路の主語は、あくまで自分自身です。

 

 ベトザタの池で38年間病に苦しんでいた人に、イエスは、「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい」と語りかけました。それは、誰かが助けてくれるのを待つのではなく、長年の重荷を抱えながらも、自分の足で歩き出す力がその人にあると信じた言葉でした。

 

 私たちも、不安や課題を抱えながら歩んでいます。解決しないことも多くあるでしょう。自分でそれらに向き合い、進んでいくのは無理だと思う人もいるかもしれません。しかし、きっとイエスはあなたにも「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい」と声をかけると思うのです。進路デイズが、その一歩を踏み出す力を与える機会となることを願っています。