毎日の礼拝

毎日のお話

2026/01/23

澤野 恩(保健体育科)

【聖書:コリントの信徒への手紙二 4章 16-18節】

「だから、わたしたちは落胆しません。たとえわたしたちの『外なる人』は衰えていくとしても、わたしたちの『内なる人』は日々新たにされていきます。わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます。わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」

 

 

 自己同一性のことをアイデンティティーという。日本人としてのアイデンティティーという使われ方はよくされる。今日の聖書は、キリスト教の布教には欠かすことのできないパウロが、自ら建てたコリントの教会にあてた手紙である。パウロが出ていってから、パウロ反対派に侵さた教会がボロボロになっていくときに、落胆しないよと手紙を送った。パウロの生涯の最後は処刑されたとされている。信仰がゆえに迫害を受け、言葉では表すことのできない辛さがあっても、それでも落胆しない人物像。それがパウロのアイデンティティーである。そんなアイデンティティーを確立できたのは、見ることのできない「信仰」に目を注ぎ続けたことに他ならない。ここを巣立っていく56回生達。「I am keiwa.」は敬和生としてのアイデンティティーを問うているそれがいったい何なのか?3年間過ごした君たちならわかるはずだと信じている。