自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2025/12/15
今年も10月1日から2白3日で全校修養会が各学年ごとに行われました。
56回生である3年生は沖縄の地で文化、歴史、戦争、現代生活に実際に触れることで平和について考えました。(訪問地:旧海軍司令部壕、シムクガマ、普天間飛行場 他)
56回生 3年次修養会概要
学年テーマ:I am Keiwa
修養会テーマ:小さな“わ”から大きな“わ”
聖書箇所:
わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。(コリントの信徒への手紙Ⅱ、4章18節)
ねらい:
2年次から「平和」というテーマを掲げ修養会を実施。
2年次は講演型修養会を行い、「尊重心」や「探究心」という課題を得た。
3年次は沖縄の地でフィールドワーク型修養会を行い、文化、歴史、戦争、現代生活に
実際に触れることで自分事として平和について考えたい。
限られた時間の中で短期的な行動をおこすのではなく、長期的に課題意識を持ち続ける
ための種を植え、今後90年、100年と戦後の時代を紡いでいく人と成るためのきっかけとする。
しおりの巻頭言:
「敬和での3年間を通してどんな人に育ってほしいのか?」
56回生担任団が初めて顔を合わせて話をした内容でした。56回生がまだ入学試験も終えていない12月から、私たちはまだ見ぬみんなの姿を想像しながら話し合い、「愛・誠実・共生」というキーワードを基に学年テーマを「I am Keiwa」に決めました。また、修養会を通して平和学習を継続的に行い、平和とは?という問いを投げかけ、「平和を実現する人」となることを1つの目標として掲げてきました。平和とはとても大きな概念であり、もしかしたら難しく考えすぎてしまったり、自分とは関係ないと思ってしまう人もいたかもしれません。しかし、平和を実現するための担い手に敬和生の誰しもがなれると私は考えています。
2年次の修養会テーマは「平和とは?」という問いでした。3年次の修養会テーマは「小さな“わ”から大きな“わ”」としました。1年前に投げかけた問いに対する答えを見つける今回の修養会だと考えています。沖縄の歴史的・地域的背景に触れ、多くの人との出会いを通して、私たちには何が出来るのか?を見つけてもらいたいと思います。明確な答えがあるわけでは無いかもしれません。しかし、戦後80年といえる現在があるのは平和を願い、対話を通して互いを知り、行動・表現をしてきた人々が確かに存在したからです。私たちに出来ることは小さなことかもしれませんが、戦後90年、100年と続く平和を実現するためには「遠い理想」などと思わずに、「私たち1人1人の毎日の選択と行動の積み重ね」であるという自覚こそが大切だと考えています。56回生が作り出す小さな輪を広げ、大きな波を生み出すことが平和の実現につながることを信じています。
沖縄での修養会を実現するまでには厳しい声もありました。心が折れそうになることもしばしばでした。しかし、担当してくださったJTBの小島さん、思いを伝えてくれた担任の先生方、そして56回生のこれまでの歩みが強い支えとなり、私たちは沖縄で学ぶことができます。この学びの機会を活かし、自分事として平和について共に考えましょう。「愛・誠実・共生」の基に沖縄の地で学び合おう!
56回生学年主任 青木 宗

