毎日の礼拝

毎日のお話

2025/12/10

Sさん(56回生)

【聖書:コリントの信徒への手紙二 4章 10-11節】

「わたしたちは、いつもイエスの死を体にまとっています、イエスの命がこの体に現れるためにわたしたちは生きている間、絶えずイエスのために死にさらされています、死ぬはずのこの身にイエスの命が現れるために。」

 

 

 死刑制度について賛成・反対を断定するのではなく、「この問題について考え続けること」の大切さが語られている。先月開かれた国際会議では、人権や尊厳の視点から死刑の危険性が議論され、国家が命を奪う権限を持つことの危うさが示される事例が紹介された。 日本では多くの人が死刑を支持しているが、その背景には事件への恐怖や怒りといった強い感情があるとも考えられる。一方で、被害者遺族の中には「命は戻らない」「生きて償ってほしい」と語る人もおり、受け止め方はさまざまである。命に関わる問題は感情と人権・尊厳の両面から考える必要があり、簡単に答えが出るものではないため、社会全体で立ち止まり、丁寧に向き合う時間が求められている。 アドヴェントの時期を迎え、聖書が伝える「神に与えられた命の尊さ」を思い起こし、善い人、罪人と区別することなく、命を大切にする姿勢を持ちながら歩んでいきたいと願う。