自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2025/12/03
【聖書:コヘレトの言葉 11章 9節】
「若者よ、お前の若さを喜ぶがよい。青年時代を楽しく過ごせ。心にかなう道を、目に映るところに従って行け。知っておくがよい 神はそれらすべてについてお前を裁きの座に連れて行かれると。」
高校生活は「青春」と言われ、確かに友達と笑い合った時間や行事で全力を出した日々は温かい思い出です。しかしその裏側には、誰にも言えない不安や焦り、思うようにいかない苦しさもありました。他人と比べて落ち込んだり、努力が報われず悔しさで眠れなかった夜もありました。
それでも振り返ると、そんな“うまくいかない日”の中にこそ、本当にたくさんの大事なものを拾ってきたんだと感じます。友達の何気ない一言、理由もなく大笑いした瞬間、そっとかけられた優しい言葉。大きな成果ではなくても、心に残る経験が僕たちを支えてきたのだと思います。
だからこそ、「もっと自分に正直でいい」と思うようになりました。完璧である必要はなく、未完成でいることは欠点ではありません。特に、若さの勢いでの挑戦や失敗は、今だからこそできる貴重な経験であり、自分をつくっていく大切な要素です。高校生の今は、もっと自由で、もっと正直に、本気でぶつかっていいのです。「自由」が怖くなることもありますが、自分の心がどこに向かっているのか、そこに向き合うことが大事だと思います。
今日の聖書箇所・コヘレトの言葉11章9節は、「若さを楽しんでいい。自分の道を選んでいい。でもその選択には責任がある」と語っています。それは「自由に生きるな」という警告ではなく、「自分で選ぶ人生を大切にしなさい」という力強いエールだと感じます。
高校生活は、どんな人生を歩みたいかを少しずつ見つけていく時間です。失敗しても迷っても大丈夫。その中で自分の声を聞き、選ぶ力が育っていきます。しんどい日も楽しい日もすべて「今しかない時間」です。どうか、自分を信じることだけは手放さないでください。