のぞみ寮通信

光風館

2011/08/29

光風館通信 第298号(8月28日)

< 新光風館 >
 

 皆さん、おかえりなさい!夏休みはどうでしたか?

楽しく過ごせたでしょうか?「ダラダラと毎日が過ぎてしまった...」なんていう毎日でなかったことを願いますが、いよいよ新しい学期がスタートしました。今回この文章のテーマを“新光風館”にしたのには意味があります。それは、光風館にとってこの新学期は文字通り新しい光風館の始まりだからです。                 みんなは光風館に帰ってきてまず各部屋の家具が新しくなっていることに気付いたと思います(部屋に入った瞬間「広い!」と思ったハズ!)。クローゼットと机が一新し、特に机が広くなりました。勉強するには十分なスペースです。これで光風館生の成績アップ間違い無し!?
また、光風館ショップで長年頑張ってきたクイーンクック(冷蔵ショーケース)が壊れ、新しい冷蔵ショーケース(通称“アサヒ”)がやってきました。
家具・家電は新しくなりましたが、変わらなければいけないのは家具・家電だけではありません。むしろ、光風館に住んでいるひとりひとりが変わらなければいけません。夏休み前、深夜の無断外出などで光風館の半分以上が自宅謹慎となりました。新しい学期も光風館は注目されています。自分に厳しく、時に仲間を叱咤激励し、新しく生まれ変わった光風館を行動で示していきましょう!

(三浦)
 

 
 
 

< ともに前へ >
 
 夏休み明け最初の光風館の礼拝での私の話を載せておきます。今学期の光風館のテーマは、この礼拝の話の題と同じく「ともに前へ」で行こうと思います。被災された方とともに、光風館の仲間とともに、いろいろな意味での「ともに」です。
 

みなさん、こんばんは。夏休みが終わり、光風館生が続々と帰ってきました。みんなはどんな夏休みを過ごしたでしょうか?夏休みが明け、光風館がいつものようににぎやかになり、いよいよ新学期が始まったんだなぁと実感しています。新学期はどんな出来事があるのか、光風館生がどんな成長を見せてくれるのか、とても楽しみです。
さて、光風館は夏休みの間に、各部屋の家具(机、タンス)が一新しました。夏休み明けに光風館に帰ってきたみんなはきっと、部屋の変わり様に驚いたと思います。しかし、使う物が新しくなっても、使う人がそれを大切に扱わなければ何の意味もありません。
私は、古い家具が運び出され、新しい家具が入れられていく過程を見る中で、うれしい気持ちになった一方で、“今、この時期に”新しい家具を入れてもらうことにいろいろと考えさせられました。“今、この時期”というのは、3月11日に東日本大震災が起きて、震災から5ヶ月が過ぎた今でも大変な避難生活を余儀なくされている人がいるこの時期ということです。
私は夏休みに、第五回被災支援労作に行ってきました。宮城の七ヶ浜という町で瓦礫をどかしたり、泥をかき出したり、被災された方々といろいろな話をする時間を持ちました。被災された方々は大切にしていた物、生活に必要な物、そして家族や知人の命までも失い、未だに深い悲しみと、先行き見えない不安の中にいます。その一方で、私たち光風館には新しい家具が与えられたのです。
新学期が始まるにあたって、私はあらためて光風のみんなと一緒に考えながら生活していきたいと思います。新しい家具はもちろん、当たり前に食べ、当たり前に学び、当たり前に笑い合う生活ができることを感謝しなければなりません。震災から続けている節電や食べ物を残さずに食べようという意識も持ち続けてほしいと思います。多少の不便な生活にイラつき、自分の思い通りにならないと不平不満が爆発する、そんな小さな男ではなく、限られた生活の中でどうしたら寮生活、敬和生活がより楽しく意味深いものになるかを考えることのできる男に成長してほしいと思います。
私は七ヶ浜のボランティアセンターで販売していたTシャツとステッカーを買いました。そこには「ともに前へ」という言葉がプリントされています。被災された方々とボランティアに来る人たちがともに前を向いて活動するその場にふさわしい言葉です。私は、場所は違えど、被災された方々のことを思い、また光風館生とともに前を向いて歩もうと思います。「ともに前へ」を合言葉に、感謝の気持ち、他者を思いやる気持ち、そして光風館生ひとりひとりの存在を大切に、新学期を歩んでいこうと思います。みんなも目的・目標を持って、そして今ある生活に感謝しつつ毎日を送ってほしいと思います。

(三浦)                              

 
 
 
 

        
< 礼拝のお話し >(7月の礼拝の話なので内容が時期外れになっています)

 

N.M.(2年)
 みなさん、こんばんは。4室のNです。今日は、「カップラーメン」について話したいと思います。
 みなさん、カップラーメンは好きですか?ここにいるほとんどの人が「好き」と答えるでしょう。しょうゆやみそ、とんこつなど様々な種類のカップラーメンがありますが、もしカップラーメンの中の“かやく”がなかったら、“粉末”、“液体スープ”がなかったら、“麺”がなかったら、みなさんはそんなカップラーメンがおいしいと思いますか?
 この光風館も同じです。ここにいるひとりひとりが“かやく”であって、“スープ”であって、“麺”であるのです。みんながいて光風館なのです。個人個人の好き嫌いは、あるかもしれません。「あんな奴いなくなればいいのに」そんな風に思うこともあるかもしれません。しかし、誰かが欠けてしまったら、今の光風館ではなくなってしまいます。ひとりひとりが自分の役割をしっかりと担って、光風館というカップラーメンをつくっていきましょう。