毎日の礼拝

校長のお話

2025/09/22

小田中 肇(校長)

【聖書:ルカによる福音書 10章 33~34節】

「ところが、旅をしていたあるサマリア人は、その場所に来ると、その人を見て気の毒に思い、近寄って傷にオリーブ油と葡萄酒を注ぎ、包帯をして、自分の家畜に乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。」

 

 

 夏休み中、小西公大さんの「ヘタレ人類学者、沙漠をゆく」という本を読んだ。公大さんは大学1年生のとき先生に、「人類学をやりたいなら、世界に飛び込みなさい。世界の異質さを存分に味わって、もみくちゃにされて、自分を壊してきなさい。」と言われた。その夏、「自分壊しの旅」にインドに行く。
 そこで彼は、民族や文化、習慣を超えて、お互いが同じ人間として出会うことの大切さを学んだ。それが人類学者としての原点になった。