毎日の礼拝

毎日のお話

2025/09/10

早見 将己(芸術科・情報科)

【聖書:サムエル記上 16章 7節】

しかし、主はサムエルに言われた。「容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」

 

 

八木重吉の詩は、神の真理や人の敬虔・誠実という“本当の美”を探し続ける叫び。多様性や平和が語られる一方で差別や対立が続く時代に、静かな善は見過ごされがちだが、諦めず求め続ける心が人を育て美を実らせる。見かけや流行でなく心を見るべきだと聖書も教える。敬和の生徒会選も互いを尊重し誠実に。授業態度や一言の思いやりなど日々の小さな選択に美は芽生え、学校を豊かに照らしたい。