自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2025/09/09
【聖書:ヨハネによる福音書 9章 1-3節】
さて、イエスは通りすがりに、生まれつき目の見えない人を見かけられた。弟子たちがイエスに尋ねた。「ラビ、この人が生まれつき目が見えないのは、だれが罪を犯したからですか。本人ですか。それとも、両親ですか。」イエスはお答えになった。「本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。神の業がこの人に現れるためである。」
影絵作家の藤城誠治さんは「誰の心にも小人が住んでいる」と語り、作品の中に小人を登場させます。絶望的な風景の中にも、藤城さんは小人の姿を描き入れました。それは「どんな苦しみの中にも、必ず光と希望がある」というメッセージです。苦しみは、何かの結果や罰ではなく、新しい歩みの始まりであり、そこに神さまの光と力が現れます。みなさんの心の中にも、小さな「希望の小人」がいます。どんな時も、それが神さまの光となって、みなさんを支えてくれると信じています。