毎日の礼拝

毎日のお話

2025/06/10

高山 唯(国語科)

【聖書:コリントの信徒への手紙二 12章 9-10節】

「すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。それゆえ、わたしは弱さ、侮辱、窮乏、迫害、そして行き詰まりの状態にあっても、キリストのために満足しています。なぜなら、わたしは弱いときにこそ強いからです。」

 

 

五年日記を読み返す中で、昨年の自分が「56回生はどんなフェスをつくっているのだろう」と書いていたことに気づきました。当時の私たちは、今の自分たちの姿を想像すらできていませんでした。準備が進む中で感じた不安や焦り、衝突や涙——そうしたすべてと向き合い、逃げずにここまで来た皆さんの姿こそ、胸を張るべき成果です。フェスは順位以上に、「自分に誠実にやりきれたか」が大切です。この仲間と過ごす最後のフェスを、どうか心を込めて駆け抜けてください。