自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2025/05/29
●5月27日 R7年度 新潟県高校総体 4回戦 結果報告
敬和学園 0-6 日本文理
0-1
0-5
4回戦。新潟県のベスト8をかけたラウンドに挑むのは実に5年ぶりです。チームの歴史を紐解いてもいまだ8強に勝ち進んだことはありません。未開拓のステージへの挑戦です。対戦相手の日本文理は敬和から見て5つもリーグカテゴリーが上位の相手です。自分たちの現在地を図りつつも、勝利への可能性を模索する。そんなハードなチャレンジとなりました。
敬和が選択した戦いは「ローブロック、ロースコア」でした。守備のスタートラインを普段よりも下げて、まずは失点をしないことを優先しました。が、オープニングシュートは小林龍駕(山の下中)でした。相手ビルドアップを効果的にカットし前進すると前がかりになっていた相手GKのポジションを見て、思い切りのよいロングシュートが襲います。相手にボールを保持されて、押し込まれる展開ながらも連続スタメンの安井(寄居中)の献身的な守備や中盤起用の大田(上山中)、佐藤(山の下中)がスペースを埋める動きで粘り強くBOXへの侵入を防ぐと、時折カウンターやセットプレーからチャンスを掴む場面も見られます。何とか0-0での折り返しと思っていましたが、一瞬の隙を突かれ16分に失点してしまい0-1でのハーフタイムとなりました。
後半に向けて戦い方を再確認しピッチへ入りましたが、経験値の違いが顕著にあらわれてしまいます。システム変更で圧力を強める相手に対して、粘り強く対応していましたが、クロス対応のミスを突かれ45分に2点目を奪われてしまいました。2点差をつけられたことで戦い方を変更せざるを得ない状況に、積極的にボールを奪いゴールへ向かうように指示しますが、空いたスペースを突かれて失点を繰り返してしまいました。終盤には今大会プレータイムの少なかった伊藤(石山中)、長谷部(白根一中)にも機会を与え、最後まで戦いましたが力及ばずタイムアップ。最終的には6失点の大敗となってしまいました。
ラウンド32を突破するために積み上げてきた成果が出せた県総体となりました。しかし、ラウンド16を戦えたことで新しい課題が見えてきました。成長を止めないためには、歩みを止めないことが絶対必須です。まずはリーグ後半戦に向けてしっかりと準備をしていこう!