自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2025/05/13
【聖書:ルカによる福音書 1章 39節~45節】
そのころ、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。そして、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、その胎内の子がおどった。エリサベトは聖霊に満たされて、声高らかに言った。「あなたは女の中で祝福された方です。胎内のお子さまも祝福されています。わたしの主のお母さまがわたしのところに来てくださるとは、どういうわけでしょう。あなたの挨拶のお声をわたしが耳にしたとき、胎内の子は喜んでおどりました。主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」
昨年度まで働いていた「のぞみ寮」から、私の働く場所は「学校」となり、私自身に大きな環境の変化が起きた。緊張と不安で、毎朝お腹が痛くなりトイレに駆け込む日が続いている。
しかし、そんな私も少しずつ緊張がほぐされ、不安が和らいできた。神様の「大丈夫」の声が届いているからだ。その神様の声は、生徒のみなさんを通して届けられている。毎朝の挨拶、ちょっとしたみなさんからの声掛けで私の心はほぐされている。
聖書には受胎告知をされたマリアが、同じように子どもを授かった親戚のエリサベトを訪問する場面がある。突然受胎告知をされたマリアは戸惑いの中にいながら、エリサベトを訪問し、エリサベトが子どもを身ごもったことを喜び、エリサベトもまた共に喜んだ。
私たちもまた、マリアやエリサベトのように、時に計り知れない神様の計画に出会うことがある。そんな時、この二人のように共に励まし合える「友」も神様は同時に準備してくださっていることを覚えて日々歩んで行きたい。