自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2025/05/09
混声合唱部のOBOG団体であるVocal Ensemble Keiwa(以降:VEK)は5月4日(日)、新潟市北区文化会館で定期演奏会第4回ポプリコンサートを開催し、混声合唱部の現役生も出演しました。
今回のポプリコンサートではVEKによる混声合唱がまず演奏され、続いて現役生による演奏、その後は、国立音楽大学を首席で卒業後、活躍されている48回生の小松正弥さんによる独唱ステージが大きな目玉として披露されました。そこからコテコテの古の男声合唱が演奏され、最後は合同合唱で演奏会は締めくくられました。
入部したての高校1年生から中心となって活動する3年生、卒業したての大学1年生、社会人となって各地で活躍する貫禄のOBOGまで、様々な場所と時代を生きる皆が声楽部という繋がりによって集まり、歌を歌うことが出来たのは大変な喜びです。音楽が持つエネルギー、優しさ、強さ。3年間を共に過ごした絆と懐かしさ。未来に向かっていく希望。様々な感情が入り混じり、そして一つの花束として皆様にお届け出来たのではないかと思います。敬和学園のOBOGは全国に散らばっており、共に練習することも、組織を運営し、演奏会を企画することも容易ではありません。仕事や学問の忙しさから縁遠くなってしまうこともあるでしょう。しかし歌がある限り、私たちはどこかでつながり続けることが出来るはずです。VEKはその時のための、帰って来る場所であり続けられれば、と願っています。「ただいま」と言い、「お帰り」と返せる。そんなあたたかな家として今後も活動することが出来れば、これほど嬉しいことはありません。
今後も現役生とVEKの歩みを見守って下さると幸いです。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。