毎日の礼拝

毎日のお話

2025/02/26

冨井 愛(芸術科)

【聖書:コリントの信徒への手紙二 4章 18節】

「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」

 

 

最近、3歳の娘は社会の一員になろうとするかのように歌を歌い、5歳の息子は母親を喜ばせるために歌を歌うようになった。アフリカの熱帯雨林で狩猟採集生活を送る先住民族は、古くから生活の中で複雑なポリフォニーの合唱を歌ってきた。彼らにとって音楽は言葉よりも大事で、人と人、人と自然や動物をつなげるものである。音楽と脳の関係を研究する学者達は「私たちは集団の絆を確認するため、人とつながるために音楽を手にした」と語る。

卒業礼拝に向けた各学年、生徒会の準備もラストスパートだ。2学年の生徒を見ていると昨年との大きな違いを感じる。声を合わせること、求めること、求めに応じることの面白さや嬉しさ、やりがいを感じているようだ。「敬和で共に過ごした3年生のためによいものにしたい」という大きな目標のもと、それを達成する過程で、これまでの自分から脱したい、輪に加わりたい、協力しあえる集団になりたい、という思いも叶えられることを願っている。