毎日の礼拝

毎日のお話

2025/02/19

鈴木 明香(国語科)

【聖書:フィリピの信徒への手紙 2章 3-4節】

「何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。」

 

 

 「自分は悪くない、相手が変わるべき」という考えは、結果的に自分自身を苦しめることになる。「悪い人」探しではなく「悪い状況」改善に目を向け、そのために自分の行動を変えた方が、心悩ませることも少なくなる。目の前で起こっている現実は、「事実」でしかない。その「事実」をいい状況と捉えるか悪い状況と捉えるかは自分次第である。