毎日の礼拝

毎日のお話

2025/02/18

臼杵 由美子(日本語科)

【聖書:ローマの信徒への手紙 8章 28節】

「神を愛する者たち、つまり、ご計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、私たちは知っています。」

 

 

二つのことわざを紹介します。

 

①「人間万事塞翁が馬」

良いことのように思える出来事が後に不幸を招くこともあれば、逆に不運に見えることが幸運につながることもあるので、一喜一憂することなくどっしり構えようという意味をもつことわざです。

 

② 「禍福は糾える縄の如し」

禍福とは災いと幸せという意味で、縄(ロープ)のように幸と不幸はより合わせた一本にあり、交互にやってくるということをたとえたことわざです。

 

今、困難なことや苦しいことに直面している人も、また今はないけれどもこれから先の道で、もしそのよう出来事に出会ったなら、急いで結論を求めるのではなく、今を受け入れる心をもって一歩を歩んでほしいと思います。