毎日の礼拝

毎日のお話

2024/12/17

菅原 只行(外国語科)

【聖書:マタイによる福音書 5章 9節】

「平和を実現する人々は、幸いである。その人たちは、神の子と呼ばれる」

 

 今日は谷川俊太郎の「せんそうとへいわ」という本を紹介します。谷川俊太郎さんは、市や翻訳など幅広い分野で活躍された作家で、先日92歳で亡くなりました。彼の本はシンプルですが、そこには見方も敵も同じであり、命とは尊いものであるということが表現されています。

 今年のノーベル平和賞は、被団協(日本原水爆被害者団体協議会)が受賞しました。被団協の方々は、被爆者支援と共に原爆の悲惨さを国内外に広く伝え、戦争のない世界を実現するために活動されています。敬和学園でも、ヒロシマ碑巡りの旅や原爆展を開催するなど、平和に対する取り組みを行っています。

 しかし、私が最近特に思うことは、原爆があってもなくても、戦争は絶対してはいけないということです。私たちは、いまこそ戦争をしないために、何ができるのかを真剣に考えるべきです。谷川さんは、「戦争が終わって平和になるんじゃない。平和な毎日に戦争が侵入してくるんだ」とおっしゃっています。私たちの生活に、戦争を入り込ませないために、私たちのできることから平和への取り組みを始めましょう。