自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2024/11/26NEW!
【聖書:マタイによる福音書 6章 34節】
「だから、明日のことを思い煩ってはならない。明日のことは明日自らが思い煩う。その日の苦労は、その日だけで十分である。」
昔のホームドラマを鑑賞することが好きです。どこに魅力を感じるのか、考えてみました。1つ目は、懐かしさを感じる点です。2つ目は、見ると幸せな気持ちになることです。さまざまな状況の人が出てきますが、経営者と従業員、上司と部下、職場の先輩と後輩でもまるで、家族のように、お互いを大切に思いながら、生活しています。ほとんどの人がいい人ですので、安心して見ていられます。3つ目は、連続ドラマは皆そうなのかもしれませんが、続きが気になり、次回も必ず見たくなってしまう点です。ドラマの内容は日常生活の中で起こるささいなことが中心で、特殊な能力を持った人が出てくるわけでもありませんし、特に大きな事件起こったり、最後に大どんでん返しが起こる訳でもありません。これだけ人気があるのはこの普通の人の普通の生活を見て、見ている人みんなが自分のことと重ね合わせて、安心し、幸せを感じているのではないでしょうか。
コロナ禍の生活や、災害時の学習を通して私たちは当たり前の生活がどれだけありがたいことか、よくわかりました。私たちは自分がいかに恵まれているかに気づかずに、人をうらやましく思ったり、自分のことを幸せでない、と思ってしまいます。自分が幸せだと感じる第一歩は自分の幸せに気づく心を持つことだと改めて思います。