毎日の礼拝

毎日のお話

2024/10/30

中野 眞由美(国語科)

【聖書:ローマの信徒への手紙 13章 8-10節】

互いに愛し合うことのほかは、だれに対しても借りがあってはなりません。人を愛する者は、律法を全うしているのです。「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」、そのほかどんな掟があっても、「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉に要約されます。愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。

 

 

 人間は理性を備えてはいるが、動物であるがゆえに自らの欲望をコントロールする必要がある。
2008年3月、ローマ教皇庁は、今までの7つの大罪はやや個人主義的な側面がある。これまでとは違う7つの大罪もあるということを信者たちに伝えた。また、インド独立の父、マハトマ・ガンジーは、1925年に、「7つの社会的罪」を示した。
 ここ数年、耳にするようになった、所謂「闇バイト」。バイトと言うが、そのような軽さはどこにもない。「このくらいなら」という軽い気持ちが、取り返しのつかない結果を招く可能性を常に忘れてはならない。