毎日の礼拝

毎日のお話

2024/10/02

戸松 富士子(理科)

【聖書:ヨブ記 37章 21-23節】

「今、光は見えないがそれは雲のかなたで輝いている。やがて風が吹き、雲を払うと北から黄金の光が射し恐るべき輝きが神を包むだろう。全能者を見いだすことはわたしたちにはできない。神は優れた力をもって治めておられる。憐れみ深い人を苦しめることはなさらない。」

 

 9月の後半の3連休、北陸地方は大雨が降りました。元旦の地震で被害を受けた能登地方も大雨被害を受け、甚大な被害が出ました。私はそのニュースを見たときに「なぜ、能登ばかりが?」と思いました。人間は何かつらい出来事があると「なぜそんなことがおこるのか」と考える生物のようです。

 しかし、安直に出来事の「意味」を求めることはよいことだとは言えません。そして、悩んでいる人に、その人の悩んでいることの「意味」や安易な「アドバイス」を伝えることもお勧めしません。

 今日の聖書ヨブ記は、正しい人ヨブが神様から試練を与えられる箇所です。家族が失われ、財産もなくし、自身も病気になります。彼の3人の友人は、このことに「意味」安直な意味を見出そうとします。ところが、一人の友人は「神様は正しい方。ただ苦しめることをしない。」と諭します。

 苦しみ悩みの時、神様の存在抜きにその出来事の「意味」を考えるのではなく、雨雲の中にある光に思いをはせるようでありたいと思います。