毎日の礼拝

毎日のお話

2024/06/03

長谷川 朗(地歴・公民科)

【聖書:コヘレトの言葉 9章 11-12節】

「太陽の下、再びわたしは見た。足の速い者が競走に、強い者が戦いに必ずしも勝つとは言えない。知恵があるといってパンにありつくのでも 聡明だからといって富を得るのでも 知識があるといって好意をもたれるのでもない。時と機会はだれにも臨むが人間がその時を知らないだけだ。魚が運悪く網にかかったり 鳥が罠にかかったりするように 人間も突然不運に見舞われ、罠にかかる。」

 

 

「死神」という落語は、運が悪い男が死神に出会い、金儲けの方法を学びます。死神は病人には死神がついており、それを追い払う呪文を男に教えます。男は医者として成功し、大金を手にしますが、欲に溺れて運命が逆転します。運のよしあしも自分の選択による部分があるということを示した話にも思います。フェスティバルまであとわずかです。皆さんはどのような選択をしますか?