自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2024/01/30
チキンクリームライス・野菜サラダ・スープ・牛乳・バスクチーズケーキ
今日は3年生最後のランチ。3年間、ここで当たり前に食べていたランチ。毎日、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、この当たり前がどんなにすごいことなのか？巣立った後に気が付くときが必ず来る。そして「また敬和のランチが食べたい。」そう口にするときが来るはずである。
寮生はランチだけではない。3食ここで食べて育ってきた。口にするものがおいしくなければ、良い教育ができるはずがない。いくつかあるのぞみ寮教育理念のベースになるものだ。だからこそ、おいしく偏りのないメニューを考え、心を込めて作ってくださる、調理の方たちは、のぞみ寮生のお母さん的存在であるといっても過言ではない。
さて、そんな最後のメニューは、ピラフの上に柔らかいチキンソテーが載せられ、その上からホワイトソースがかけられていた。毎月初めに配られるメニュー表には、今日の献立が何かは書かれておらず、お楽しみ感が満載であった。しかし、何年もここに勤めていると、多分これではと予想ができた。
食事に向かい、生徒が食べているものを目にしたときに、思わず笑みがこぼれる。ばっちり当たっていたし、特別な日に出てくる大好きなメニューでもあったからだ。いつも通り、大盛にもってもらい、おかわりとも思ったが、残念ながらおかわりは出来ずであった。明日からのスキー教室の準備を昼休み中にしなくてはならなかったのだ。ああああああ！悔いの残るラストランチだ。またこのランチを食べることができるのはいつになるのだろうか？腹も八分目。健康にはこれでいいのかも。(S.M)
