のぞみ寮通信

みぎわ館

2011/06/21

みぎわ館 第91号(6月17日)

<役割を担うという事>
 

 
 ある1年生がフェスティヴァルの前日、こんなことを言っていました。「先生、私の部屋の3年生超カッコいい!だって、フェスティヴァルで大変な役割を担っているのに、文句ひとつ言わないし、みんなの事をサポートするために一番いい方法をいつも考えてるし。今日だって朝私が起きた時にはもう既に出かけてて、働いてたみたい!すごい仕事のできる人だよ!あこがれる!」と。
 


 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 

 その1年生の言葉を聞いて、3年生が入寮してきた時のことをふっと思い出しました。今回のフェスティヴァルで大役を担った3年生も、入寮当時はこんな2年後があるなんて自身では想像できなかったのではないでしょうか。思い返せば、「私同級生嫌い!先輩がいい!」と公言していた人。「人の事なんてどうでもいい。友達なんて…へっ!」と斜めを見ていた人。「なんで私寮にきちゃったんだろう。」と毎日のように涙する人。「私は寮に来たくなかった!」との思いを反抗で示す人。「思っていた寮とは違う!」と理想と現実の差に愕然としていた人。なんだかスタートはネガティブだらけだったように思います。それがいつからでしょう、人の前に立ち、リードし、周りを見、働けるようになったのは!またそれが自信と共に取り組めるようになったのは。
 


 
 
 
 
 

 
 
 

 寮生活そのものが、みぎわ館3年生たちを大きく変えたのだと私は思います。毎晩の礼拝では自分の考えや想いを表現でき、それをしっかり聴いてもらえる場があります。年間通して担う係や、週替わりで当番がやってくる様々な係は、寮生活が快適にスムーズにいくようにと目と心を配る機会です。しょっちゅうやってくる食事当番は段取りを考えるトレーニングになります。そして何よりも、仲間と毎日生活を共にする中でお互いを刺激し・正し・受け入れ合う事で自分に自信を持っていく、それがフェスティヴァルで大役を担い責任感を持って挑んでいく力となったのではないかと思います。
 寮で多くの仲間やチャンスと出会い、日々進化を続ける寮生たち。卒業の時まで、五感をフルに稼働させ、喜怒哀楽を存分に味わいながら、1日1日を大切に、自分も仲間も大切に、生き生きと成長していって下さい!いつもみんなの事を祈っています。

(森口)
 

 
 
 
 

<礼拝のお話> 
 
*M.M.(3年生)
 私には夢があります。しかし、先日ちょっとしたことがきっかけで自分の進路が分からなくなってしまいました。それは、この前進路相談をしていた時先生から言われたことがきっかけでした。自分の進路に対して厳しい意見を言われたのですが、そのことが頭から離れず、しばらく考えさせられました。なぜならその意見はそれまで私の頭の端っこにあった心配事でもあり、そのことを考えるのが怖く、その問題からずっと逃げ続けていたからです。そのことを先生からズバリ指摘された私は返答できず、先生の顔さえもまともに見ることが出来ませんでした。今までそのことに目をつぶっていた自分が情けなくなって、悲しくなりました。私は「やりたい!」という気持ちだけで、一体何をどのようにしたいのか、そしてそれをどうすれば成れるのかということを明確にしていなかったのです。自分にすごく甘かった。この時ほど一人で自分の進路について真剣に考えたことはありません。
 今でも自分自身、一体どうしたいのか分からない時があり嫌になりますが、ずっと夢見てきた進路です。簡単にあきらめたくはありません。でも、一人で考えても分かりません。だから怖くもなり、不安にもなりますが、もう一度進路担当の先生の所へ行き、一歩を踏み出そうと思います。
 世の中は決して甘くはないと聞きます。だからこそ、どんなに厚く高い壁だって乗り越えなければなりません。人には、乗り越えられない壁なんてないのだとも思います。もし、乗り越えられない壁があるとしたら、それは諦めたか、目をそむけたかのどちらかなのでしょう。そんな人に私はなりたくありません。だから、自分のあこがれの進路が現実のものとなるように、もっともっと努力していきたいと思います。

(5月19日) 
 

 
 
 
 

*M.M.(2年生)
 先日第一定期テストが終わりました、みなさんはテスト結果はいかがでしたか?私はひどい点数を2教科も取ってしまいました。しかしそれは当然の結果で、私はテスト期間中にもかかわらず漫画を読んだり、ダラダラ過ごしていても全くと言っていいほど焦りがなく、自分でもびっくりするほどでした。
テスト1日前になってようやくまともに勉強に取り組みました。が、当然テストの結果はひどいものでした。普段の授業でも睡魔に負けてしまう事が多く、ノートの字は自分でも読めないほどにひどい時があります。私はこんなでいいのだろうか…と思うようになりました。悪い点数を取っていても、こんなにポジティブでいられる自分がある意味すごいと思いました。
自分の進路も全く決めていない、何の目標もなくダラダラと毎日を過ごしている私。このままではいけないと思い、目標を立てることにしました。まずは授業は起きてしっかり受ける事。ノートをきれいに取り、授業中にその授業の内容をしっかり理解すること。そして次のテストでは今回の様なひどい点数を取らない事。とりあえず、これらを目標に日々努力を忘れず過ごしていきたいと思います。そして、自分の夢や進みたい進路を見つけていきたいと思います。

(5月23日)
 

 
 
 
 

*S.A.(3年生)
 今まで私は自分で言うのもなんですが、お気に入りの髪形をしていました。しかし色々とあり、私は髪を切ることに決めました。その時は切ない事が重なっていて、落ち込んでいた事もあり、「もういいや!」と半ばやけになっていました。やけになり切ってしまったところ、ボサボサになり、お気に入りとはずいぶんかけ離れた髪型になってしまいました。切った直後はさほど気にはしていなかったのですが、日が経つにつれ気になり始め、ものすごい嫌悪感になり、後悔をしました。
 今回の事で私が学んだのは、「その場の感情のままに行動するのは良くない!」ということです。その場の感情に任せて動いても、一方向からしか物事を見ることが出来ず、きちんと判断をすることが出来ないからです。感情を出すことは大事な事ではありますが、悲しい時や怒っている時だからこそ、一旦落ち着いて冷静に考えて判断することが大切だと思います。そうすれば、行き過ぎた行動を防げたり、過ちを減らすことが出来るのだと思います。
 私はいつも目先の感情にばかり捕らわれて行動し、後悔してしまう事が多いです。だから、感情に負けず、きちんとした判断が出来るように、冷静になりたいです。気持ちが高ぶっている時こそ一旦落ち着いてみましょう!気付けることが沢山あるはずです!

(5月31日)