自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2023/11/29
菜めし・サケ塩焼・ほうれん草おひたし・さつま汁・牛乳・プリン
ひと月に一度、持病の薬をもらいに通院する。数か月に一度、血液検査を行う。先日はその血液検査の結果を聞く日だった。いつものクリニックに入ると、ガラガラだったので、ラッキー！と心が弾んだのだが、甘かった。インフルエンザ大流行につき、院内ではなく、車で待機している患者さんが多かったのだ。院内で待たされる私の名前はいっこうに呼ばれない。ようやく呼ばれ、診察室に入る。初めに血圧を測る。血圧は130を超えていた。先生に「高いよ！」一括される。血液検査のデーターを見て、「塩分とりすぎ！飲みすすぎ！」いつも通りの言葉を投げかけられる。数字はうそをつかない。いつも通り、おなじみの値が規定値を超えている。50歳を前にするとこんなものかとあきらめ、半分ではあるが、そろそろ本気で節制しなくてはと、その場では反省する。
そんなことを思い出しながら、今日のランチを口にした。今日は思いっきり和食のメニューだ。鮭の塩焼きに菜っ葉のおひたし。汁物は豚汁。菜っ葉のおひたしを食べながら、こういうものをつまみに晩酌をすれば、少しは血液検査の結果も違うのだろうか？そんなことを考えたが、次に鮭の塩焼きを口にすると、やっぱりこっちの方が口に合う。晩酌にはこっちだ。塩味もしっかりと聞いている。アルコールではなくともこれだけしっかりしている塩味はご飯にピッタリだ。晩酌にはもってこい。決めた。
今日は塩引き鮭をスーパーで買って帰る。欲を言えば、少しでもいいものを口にしたい。となれば、内野の駅前のあそこのスーパーしかないだろう。魚はあそこが一番だ。あーーー、またあの臓器の数値が上がるのだろうか？食べ物のこと考えるのはほんとに幸せだ。こんなことだから、いつもの先生に叱られるのだ。しかしあの先生、「ま、これぐらいの値なら大丈夫か」とぼそっと口にしてくれる。その一言を信じて、今日もおいしいものをいただこう。(S.M)
