自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2023/11/22
さつま芋ごはん・つくね焼・もやし胡麻和え・味噌汁・牛乳・みかん
今日のランチのメインはつくね焼きだ。大きめに切られたつくねは程よい塩味でご飯が進む。しかし今日はメインのつくね焼きよりも、主食であるサツマイモご飯に目が奪われる。なぜなら、このサツマイモは敬和の畑でできたものだからだ。先日の月曜日の５時間目、我が磐梯クラスの女子生徒たちが、一生懸命泥を落として洗ったものが提供された。正直なところ、例年と比べるとお芋のできは悪い。今年の猛暑の影響もあったのだろう、小さくていびつな形のものが多い。サツマイモというより、形はニンジンや短いごぼうのようなものが多い。その中で、いい形のものを選んで洗って厨房にもっていった。数はあまりなかった。しかし、本日は２年生が学年閉鎖になってしまった事もあり、量的にはちょうどよかったのかもしれない。厨房では、出来が悪いこともわかっていたので、サツマイモの発注もかけていたみたいだが、せっかくなので敬和のお芋を使ってくれた。形は悪いものであるかもしれないが、味はいつもと変わらない気がする。このお芋を食べていると、あの時間を思い出す。
苗を植えたのは第一定期テストを終えた次の日の全校労作の日だ。近くの保育園の園児を招いて一緒に植えた。小さな子供たちと時間を共にする高校生たちの優しいまなざしにちょっと感動した。せっかく一緒に植えたのだから、収穫の時も一緒にと、園児たちを招いて時間を共にした。十年後、この中から敬和生が出るかもしれない。そんな期待を持ちながら、お兄ちゃん、お姉ちゃんになる彼らのやさしさにまたまたほっこりさせられた。そんな生徒たちの姿を思い出したら、今日はいつもよりおいしくいただくことができた。(S.M)
