自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2023/07/12
【聖書:ローマの信徒への手紙 8章 24節】
「少年」という詩は、新潟県見附市出身の「矢沢宰」という詩人が20歳の時に書いた詩です。矢沢は14歳の頃から詩作を始め、21歳の春に亡くなるまでに500篇もの詩を残しました。
私は矢沢宰の詩から「生きる」ことについて、そして言葉を残すということについて学びました。
矢沢宰が詩を書き始めたころ、病室にイギリス人宣教師が尋ね、聖書を学ぶようになり、『ローマの信徒への手紙』新約聖書285ページ8章24節を引用した詩を制作しております。
常に死と隣り合わせだった矢沢は人生を詩で表現しました。だから彼の生み出す言葉には生命の輝きを感じるのです。
矢沢が亡くなった2年後に出版された詩集「光る砂漠」は今なお多くの人々に読み継がれています。矢沢の故郷である見附市大平森林公園内の湖畔には「少年」の歌碑がひっそりと建てられました。のんびりと魚を釣りながら嬉しそうに友達と談笑している光景はもしかしたら矢沢が望んでいた光景なのかもしれません。
人生観を変えるような出来事を見出すことは簡単なことではありません。ですが、心に残る言葉や出来事に対して深く考えたり、調べたりすることで、知らず知らずのうちに自分を形成していけると私は考えます。そのような出会いが皆さんを待っています。