労作日記

労作日記

2023/04/19

労作日記(2023.4.17) 【1年磐梯クラス】

 4月17日(月)5限、1年生磐梯クラスの労作です。

 4月17日、週の明けた月曜日、私は起きたその時から、「ヤバい……」自分の身体に異変を感じた。何が?持病の高尿酸血症の発作の兆候を感じたからだ。要は痛風の発作が出そうな感じが朝からするんです。長年、この病気と付き合ってきているので、やばい感じがするとすぐにわかるようになっている。理由ははっきりしている。この土日に行ったサウナが原因だ。体の水分を出しすぎて、血が濃くなり過ぎたに違いない。水分補給が足りなかったのが悪かったのだ。体育科である私は、どうしても自分を追い込んでしまう傾向にある。昨日は最長20分を2回と30分を1回とにかく耐えて耐え抜いた。水分は、家に帰るまで我慢をしようと、これまた無駄な我慢を強いてしまった。その代償が、発作の原因というわけだ。サウナで整うはずの私の身体は、全く逆をいってしまった。

 まあ、それは仕方がないとして、今日はこのまま発作が出てしまったら、めちゃくちゃ困る。なぜなら、磐梯クラス、初めての労作の授業があるからだ。しかも、今日はこの労作日誌を手掛ける日に当たっている。初めての労作で、担任が病欠なんてそんな恥ずかしい話はない。

 さて、長い前置きは置いておいて、心配していた足の痛みは、それ以上強くならず無事に一緒に行うことができた。初めての授業ということもあり、オリエンテーションを普通なら行うところではあるが、それでは労作日誌が映えない。労作は身体を動かしてナンボ。ということで、最初の授業から作業を行いました。

 作業の内容は、サツマイモを植える1年生の畑に、たい肥をまくという、敬和では定番の農作業だ。説明もそこそこに、とにかく身体を動かした。初めての労作の授業ということもあったのだろう、いや、もうすでに労作スピリットが芽生えているのかもしれない。とにかく、よく働く。一度、指示をしたら、全員が見よう見まねで、作業に励む。たい肥は、豚糞だ。それを聞いても全く動じない。嫌がるどころか、進んでたい肥をさわりに行く。その姿に、とにかく驚きだ。

 これはこの先が楽しみだ。こんなに働くならば、今年のお芋には期待大。労作の授業が楽しみでならない。

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