毎日の礼拝

毎日のお話

2023/03/09

立川 佳英(英語科)

マタイによる福音書 7章 7-8節

 3月1日に敬和学園高等学校では53回生を送る会が行われました。卒業生の胸に挿されたピンク色の花はとても素敵でした。少ない準備期間の中でも卒業生は堂々と歌を披露し、そこには入学した当時とは違う、3年間をしっかりと敬和学園で過ごしたというとても充実した表情を伺うことができました。出し物のメッセージの1つ「何事も自分しだい」という言葉はとても印象に残りました。自分がどういうことにうちこむのか?どういうことに疑問を持ち、どうしていったらいいのか?などなど1人ひとりの意識やモチベーションを高くして生活することによってその人は前に進むことができたり、成長することができるのです。逆に何もしない自分ならばその人の3年間はとても薄っぺらいものになってしまうのではないでしょうか。一人ひとりの日々の歩みは小さなものですが、1年、2年と時間が経つとそれは大きな差として表れてきます。

 ただ漠然と過ごす毎日は、後々、振り返ってみたらやはりそこには後悔の気持ちがでてくるはずです。今このときだから全力でぶつかれる、うちこめるもの、それらにむかって全力で取り組むことができる私たち一人ひとりでありたいと思います。