のぞみ寮通信

みぎわ館

2023/03/07

みぎわ通信(63号)(卒業特集号③-みぎわ館修了式)

聖句

主がすべての災いを遠ざけて あなたを見守り あなたの魂を見守ってくださるように。

(詩編 121編 7節)

 

 

出会えたことに感謝します。(卒業特集号③-みぎわ館修了式)

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2年生からのサプライズ

 今年度いっぱいで休館になるみぎわ館。「みぎわ館修了式」をしたいと2年生から提案がありました。手作りの「みぎわ館修了証書」を準備してくれ、一人ひとりに授与されました。なんと、小菅の分まで準備してくれた2年生。心のこもった文面に涙、涙でした。

 

 

 

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 修了礼拝が終わった3年生と過ごす最後の夜は、みぎわ館でもささやかなみぎわ館の修了式を行います。いつもは、元気いっぱい、にぎやかなみぎわ館23名も、しんみりと味わい深く過ごす最後の夜。3年生が語る言葉がホールを包みこみます。「1年生、2年生だった私は、この場で、3年生が語る言葉がキレイな言葉にしか聞こえてこなかった」と話し始める3年生がいました。「今この場に立ち、3年間の出来事を振り返った時、先輩たちが語られたように私も語っている」と。一つひとつの出来事に悩み、ぶつかり、苦しみながらも歩んできた1日1日を歩み通したからこそ語られる言葉でした。失敗しながら、間違いながら、許されながら過ごしたからこそ、喜びを、幸せを実感できること。人と人との関わりでしか味わえない生きる喜びがあることを一人一人が自分の言葉で語ってくれました。3年生からの言葉が、1、2年のこれからの生活の大きな励ましとなったことが、一人一人からしっかりと伝わってきました。

 苦楽を共に、かけがえのない時間を過ごしてきたからこそスペシャルな時間になったのだと思います。刺激を受け合い、体を動かし、心を動かし、自分が味わい深く生き抜いた証です。(小菅)