毎日の礼拝

毎日のお話

2023/02/28

浅妻 和章(教頭)

マタイによる福音書 7章 13~14節

53回生はコロナと共に歩んだ3年間でした。クラス担任をさせていただいた1年次の歩みは、特に制限の多いものでした。しかし、そのような中でもみなさんは、置かれた環境の中で精一杯歩まれました。これまで何度も耳にした「狭い門から入りなさい」、私はこの門をみなさん一人ひとりが歩むべき道の節目に備わっているものと捉えています。狭い門は、命すなわち使命に通ずる門と聖書には書かれています。そしてその狭い門は、私たち一人ひとりに備えられています。これまでの敬和生活の中においても、この狭い門が備えられ、その門を通ってこられたことと思います。卒業後もこの聖句を心に留め、狭い門が備えられたときには、逃げずにその門を通り、雄々しく歩んでほしいと願います。狭い門を通ることで、苦しいとき、孤独のときもあるかもしれません。しかしみなさんには、共にここで過ごした仲間、これから出会うであろう仲間がいます。互いに支えあいつつ歩んでください。そして共に歩んでくださる神様がいることを忘れないでください。