毎日の礼拝

毎日のお話

2023/02/21

藤巻 伸(社会科)

箴言 23章 25節・箴言 23章 21節

いつまでも元気だと思っていた母も気づけば78才、いつ親が他界してもおかしくない年齢なのだなと感じました。悲しいことですが母が倒れなければ、家事をすることもなく、またこうして日々父とメールをすることもなかったと思います。自分の今の生活を振り返った時に家族を顧みる暇がなく日々が過ぎていくことに少し思うところがありました。自分がもっと仕事ができ、時間に余裕があれば、両親と過ごす時間が持てたのではないか。少年老い易く学成り難し、教員の初期は部活ばかりしていた分、今も空き時間で勉強し続けなければいけません。そうやって追われながら仕事をして、孝行したい時に親はない。将来親孝行がしたい。少しでもそう思うようでしたら、嫌なことは後回しにせず、そして怠けずに自分のやらなければならないことを早やめ早めに取り組んでいって下さい。私は勉強を後回しにし、嫌なことを忘れる為に時間を使い、結果時間のない中で嫌なことに取り組まなければいけませんでした。生き方、物事への向き合い方は、急に変えられるものではありません。皆さんの一日一日の行動、考え方の積み重ねが将来の皆さんの生活を豊かにするのではないかと私は考えます。