のぞみ寮通信

大望館

2022/12/05

大望館通信 第326号 「入試説明会〜現役敬和生の話〜」

 先日入試説明会が行われ、たくさんの中学生・保護者の方に来校していただきました。プログラムは校長の話や入試説明があり、学校紹介ムービーに加えて現役敬和生の話を聴いていただきました。今回、現役敬和生の話に選ばれたのはT・R君(3年)です。以下に掲載します。彼の話を聴きながら、3年間の歩みと様々な出来事を振り返り、彼の大きな成長を感じました。私は一足早く“ラストメッセージ”を聴けたような幸福感を感じ、胸が熱くなりました。また「R君の話す姿を見たい」と大望館3年生も会場に駆けつけてくれました。たくさんの中学生・保護者の方にも、彼の成長と敬和生活の魅力が伝わったはずです。T・R君、本当にお疲れ様でした!

 

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「山あり谷ありのデコボコ道の敬和生活」 T・R(3年)

 私の実家は新潟市内にあり、通学出来ますが寮を選びました。その理由は母が寮生になることを勧めてくれたからです。中学時代の私は、友達と深く関わることが出来ませんでした。ひとりの親友としか話さず、たくさんの友達と関わろうという気持ちがありませんでした。学校生活に後ろ向きになって休みがちになり、中学生最後の運動会も練習が追いつかず、休まざるを得ない状況でした。そんな姿を見て、母は「敬和学園高校で寮生になること」を勧めてきました。私は「このままだと成長出来ない」と思い、入学を決意しました。

 私の敬和生活3年間は、山あり谷ありのデコボコ道でした。入学当初は仲の良い友達もいなく、当然初めて会う先生たちだったので、中学校の時と変わらず入学して2〜3ヶ月は「こんなものか」と感じていました。しかし、徐々にクラスメイトや寮生と関わるようになって、明るい雰囲気に馴染んでいきました。私は引っ込み思案で暗かったけど、友達からの影響を受けて「いろんなことにチャレンジしてみよう」という前向きな考え方に変わっていきました。以前は授業で先生に当てられるまで黙っていましたが、先生の質問に答えるなど積極的になりました。敬和学園の先生は親しみやすく、廊下ですれ違う時に挨拶だけでなく体調なども気遣ってくれます。友達や先輩、先生たちとの関わりで「ここ敬和学園が自分の居場所だ」と感じ始めました。

 進級するごとに私はいろんなことにチャレンジしました。2年生になると寮では生活規律委員となり、部活動では今年廃部となりますがアーチェリー部の部長になりました。3年生ではフェスティバルのアート部門チーフになり、部門一位を取りました。中学時代の自分からは考えられない程、変わりました。今、思えば中学生最後の運動会に参加出来なかった悔しさが、私の頑張る気持ちを高めてくれていたのです。

 私の寮生活は、楽しいこともしんどいこともありました。自分の家族とは違う友達・先輩・後輩と生活することは、大変のひと言では表せられません。入寮当初は「小さい頃に行った合宿みたいだ」と思っていましたが、人と意見が合わなくてとことん話し合うこともありました。今まで見守ってくれていた親と離れた生活でホームシックになることもあったり、「寮を辞めたい」と考えたりもしました。寮生活は合宿とは違います。みんなと共に暮らし、ひとり一人と真剣に向き合う場です。そのことに気付いてから安定した生活を送るようになりました。

 3年間を終えようとしている今、ここ敬和学園が自分の居場所であり、寮が第二の家であると自信を持って言えます。人はその環境に身を置くことで変わります。私は「人ってそういうものだ」と考えます。もし、私が違う高校へ進学していたとしても成長していたと思いますが、今のような自分にはならなかったでしょう。敬和学園では自分の人生や考えを伝える機会があります。共感してくれる仲間たちがいて、自分の背中を後押ししてくれます。私はここで楽しんで共に歩んでいける仲間に出会えました。

 中学生のみなさん、学校に馴染めなかったり悔しさや悩みを抱えていたりしても大丈夫です。敬和学園は安心して生活出来ます。思い出に残る経験がここにあります。生涯に渡る友人に出会えます。ここ敬和学園でチャレンジしてみませんか?

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