毎日の礼拝

毎日のお話

2022/12/01

浅妻 和章(教頭)

エフェソの信徒への手紙 5章 19節

 私が賛美歌を好きになったのは、寮生有志ののぞみコールによるキャロリングがきっかけです。賛美歌を歌う彼らのキラキラとした表情が印象的でした。テストが終わるといよいよ賛美歌発表会。クラスの中でいろいろな葛藤や衝突、それに伴う苦しみを経て、ひとつのものを創り上げる、そんな体験ができる行事です。学校とは、人格的な交わりの場であり、その交わりを通し、営利目的ではないものを集団で創りあげる経験ができる場です。個人的には学校の存在理由がここにあると思っています。「賛美歌とは何か」に対し、「賛美歌であるためには、賛美、神への賛美、さらに歌われることが必要」との定義があるそうです。賛美歌発表会に向けて、また日々の礼拝の中での賛美歌においても、賛美歌を賛美歌として歌っていきたいですね。