毎日の礼拝

毎日のお話

2022/09/02

菅原 只行(英語科)

ルカによる福音書 6章35節~36節

 「利他」が行われるとき、私たちの心にはいったいどのような思いがあるのでしょうか。ある本には、利他とは、自分が意識しない何かの力に後押しされて、不意に行われる行為であると書かれています。また、もう1つの物語には、夫の妻に対する「お前の胸には神様はお留守かね?」という言葉によって良心が呼び起こされ、善行を行うものでした。この2つの内容に、利己的な思いは何もありあせん。自分本位ではない見返りを求めない利他的行為が世界中に広まることを切に願っています。