自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2022/07/06
聖句
「わたしの兄弟たち、いろいろな試練に出会うときは、この上ない喜びと思いなさい。」
(ヤコブの手紙1章2節)
(生徒が「礼拝のお話」で選んだ聖句を掲載しています。聖書に触れ、生きる支えとなる御言葉に出会えますようにと祈ります。)
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「解らない」は、豊かな伸び代
各地の猛暑のニュースが聞かれていますが、新潟も例年よりかなり早い梅雨明けで、暑い日が続いています。
第二期定期テストも目前。取り組む姿から勢いを感じます。
解らないところを教え合っている1年生3人組。「春のはじめてのテスト。実は、何をどう勉強すればいいのかわからなかった」と……。「どこが解らないのか、解らなかった」と話を続けます。けれど、みんなが勉強に取り組んでいる姿に刺激を受け、勉強に向き合い始めたら「何が解らないか解った!」と嬉しそうに話してくれました。教えてもらって、“解る”喜びも感じ始めたと……。みぎわ通信に載せてね!とちゃっかり、リクエストがありましたが、今、前向きな気持ちで過ごしていることを、彼女自身が一番実感しているからこそ言える言葉なのだと思います。
敬和に入学するまで、辛い時期を過ごし、勉強も思うように取り組めなった生徒も多くいますが、敬和の3年間の歩みの中で、誠実に学びを積み重ねていくことで、力をつけ自信としていく生徒の姿を多く見守ってきました。仲間の存在が大きな力となっていることと、何より、心が動き、行動にうつした時に、力が湧いていくのだと思います。「解らないことは、解るための豊かな伸び代」だと私は生徒たちから気づかされています。
いよいよ、テスト当日!!一人ひとりが力を存分に発揮されるようお祈りしています。(小菅)
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自習時間明けの事務室はにぎやかです。わずかな時間、皆で会話をしながら心を休め息抜きをし、エネルギーを充電しています。「テスト期間中。食欲が止まらない!」テスト勉強に取り組みながら、がんばっているご褒美にアイスをパクリ。そんな姿も愛おしいです。
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最近、卒業生から近況を知らせてくれる連絡が続いています。大学生活が軌道に乗ってから連絡したかったと、ようやく連絡できることがうれしいと言葉が続きます。在学していた3年の月日。悩みぬいた先に光が見え始め、歩み始めた今。夢に向かって、今ある場所で、新しい出会いの中でイキイキと過ごす知らせに、私も元気と励ましをもらっています。そして、会えなくても、みぎわ館の仲間たちの存在は、大きいものであり、より強い絆になっていると伝えてくれます。「コスーゲもいつまでも元気でいてね!」と言葉も添えられ、私もがんばらねばと励まされています。
共に過ごした日々の積み重ねが、敬和愛へつながっていることを教えられます。だからこそ、今共に過ごすみぎわっ子たちの日々を、1日、1日丁寧に歩んでいく気持ちを大切にしていきたいです。
夏休みまでのうれしいカウントダウンも始まっています。(小菅)