労作日記

被災支援活動

2011/06/08

2011年度フェスティヴァル 原案作成までの歩み(3)

4.19 TUE 運連協
生徒会・フェスティヴァル本部長の話し合いでまとまった原案を、今度は教員側の会議で内容を吟味した。今年はゼロから話し合いをして生徒たちで決定してきたという経緯を踏まえ、基本的には原案の方向性が認められた。変更点としては、ほぼ例年通りやりたいという生徒の願いを大切にしたいので、連合予算も例年通りの12万円とし(原案では11万円)、照明機材も外部からの借用が認められた。

4.20 WED 中央執行部会
運連協で承認された原案を、中央執行部会(各クラスの評議委員と専門委員長、生徒会メンバーで構成される)を開いて説明し、明日のSHR時に各クラスでその原案について意見を求めることとなった。

4.21 THU 各HRで原案について意見を募集、その後中央執行部会
中央執行部会では原案の項目一つ一つについて各クラスの意見を聞いた。

一番多く出されたのは『2日目にグランドにスタンドを設置せず、かかる費用を献金する』という原案に対する反対意見。3年生だけでなく、1、2年生からも多くの意見が出され、活発な議論の場となった。フェスティヴァルという行事がどれだけ生徒の中で重要なものなのか改めて感じた。

<理由>
・スタンドがないと連合がバラバラになってしまい、「つながる」というテーマと矛盾する
・遠方から来られる保護者のために必要
・雨天時にスタンドがないと泥まみれになってしまう
・献金とは、その目的のためにお金を捧げるのであって、私たちが我慢することによって余ったお金を献金するのは違う

結果、27対13でスタンドは設置することとなった。

4.22 FRI 生徒総会
賛成多数で可決。

▼生徒会からのあいさつ(抜粋)
『今年のフェスティヴァルをどうするべきか、本当にたくさん話し合いぶつかり合ってきました。その中で私たちはすでに一歩、敬和生としてつながったのだと思います。順位のために努力することも重要です。ですがぜひ今年は、今までよりも協力することや、仲間を思いやることを大切にしてください。一人ひとりつながり、最高のフェスティヴァルを作り上げましょう。』

▼生徒会顧問のつぶやき
『結果だけ見ると、昨年と比べて大きな変更点はない。しかし、この一連の議論を通して、どうすれば隣人と共に歩んで行けるのかという大きな課題について、一人ひとり考え、深められた。本当に大切な時であった。』