毎日の礼拝

毎日のお話

2022/06/29

青栁 希望(数学科)

ルカによる福音書22章26節

『ぼくのおとうさん』は,「お父さん」がときに「課長さん」,ときに「患者さん」というように,状況に応じた「自分」を使い分けて生活している様子を描いた歌です。私たちはいろいろな「自分」を使い分けるうちに,本当の「自分」とは一体どの「自分」なのかを見失ってしまうかもしれません。しかし,神様は私たちのすべての「自分」をご覧になって,私たち一人ひとりをいつも愛してくださっています。神の愛に応答し,「神を愛し,人に仕える」者として謙虚に歩もうとするとき,私たちは本当の「自分」に出会い,ありのままの「自分」を体現できるのではないでしょうか。