毎日の礼拝

毎日のお話

2022/06/24

冨井 愛(芸術科)

コリントの信徒への手紙Ⅰ 3章 6節

 昨年娘が生まれ、当時2歳の息子は赤ちゃん返りをし、落ち着くまでに一年の歳月がかかりました。甘やかしたり諭したり叱ったりと手を尽くしましたが、すぐに変化は見られませんでした。しかし、今、確実に成長したその姿をアゲハ蝶の姿と重ねて見ています。たくさん産み付けられた卵の中から蝶になれるのはほんのわずか。様々な脅威にさらされながら、小さな卵から幼虫、さなぎになり、ドロドロに溶けてから蝶へと変態し、飛び立つ。近くにいる人ができることもあれば、人には手を出せない領域もあることを考えさせられます。成長に必要な様々な出来事を神様が備え、守り導いてくださることを信じて待つものでありたいです。