のぞみ寮通信

光風館

2011/05/31

光風館通信 第290号(5月29日)

< “尻にしかれる”生き方 >
 
 この週末、私は休みをいただき京都へ行ってきました。

観光ではなく、義姉の結婚式があったのです。義姉の結婚式は私にとっても特別な式になりました。それは私が初めて結婚式で牧師として司式をしたからです。結婚式で前に立つことも、話しをすることも、指輪の交換も全てが始めての経験で緊張の連続でしたが、なんとか無事与えられた役目を果たしてきました。
 さて、私は結婚式の話しで、結婚する2人に「尻にしかれてください」という言葉を贈りました。「尻にしかれる」とは、本来、妻が自分の夫を自分の意のままに従わせる状態のことを言います。なにも私は夫に「妻の尻にしかれてください」、「妻の言うとおりにしていないと大変なことになりますよ」と言いたかったわけではありません。逆に、妻に「夫をしりにしいた方がいいですよ」、「夫に好き勝手させないようにしましょう」と言ったわけでもありません。私の言う「尻にしかれる」とは、「尻にしかれる“物”」のことを言っているのです。尻に敷かれる物に“座布団”や“クッション”があります。
 
座布団は、古くは鎌倉時代に作られ、床や畳の上に座布団を置くことで、体温が奪われるのを和らげるために用いられてきました。クッションは、やわらかい素材で作られ、お尻にしくことで床の固さを和らげるために用いられています。
夫婦生活において、結婚する二人のようにいつも幸せで、いつも円満に過ごすことができれば言うことはありません。しかし、時に疲れやストレス、すれ違いなどによって心が頑なになってしまうこともあるはずです。そのような時に、どちらかが座布団やクッションのような働きをしたとしたらどうでしょう。座布団のように相手の心に寄り添い、相手の心を温め、クッションのように相手の痛みや硬さを和らげることができれば。私は結婚するお二人にそのような歩みをしてほしいと思い「尻にしかれてください」という言葉を贈ったのです。
この“尻にしく関係”は、なにも結婚生活にだけ求められるものではありません。多くの仲間と暮らす寮生活においても、それぞれが尻にしかれる座布団やクッションのような働きを担うことも大切です。悲しい思いをしている仲間、苦しんでいる仲間、悩みの中にある仲間、誰かとケンカしている仲間、その仲間の心に寄り添い、その人が必要としていることをさりげなくできる光風館生になってほしいと思います。

(三浦)
 

 
 
 
 

< 光風館ショップ >
 
 光風館にはみなさんご存知の通り“ショップ”があります。このショップは昔から続いているもので、私が高校生のときにも光風館にショップがありました(大望館生だった私は光風館にだけショップがあることを羨ましく思っていました)。ショップではお菓子、アイス、飲み物、ティッシュ、文房具を売っています。是非、みなさんショップをご利用ください。ショップの商品はだいたい100円です(1.5リットルのペットボトルは200円)。
 このショップで売っている商品は、私が朝に広告をチェックし、大安売りをしているお店に行き、大量に仕入れてきています。利益を出そうと奮闘中です!このショップの売り上げは光風館のイベントの景品代や必要な物を購入するために用います。
 このショップの利点はみんながお菓子や飲み物を買うことができること、そして私もショップに来るみんなの様子(特にお金に関して、使い過ぎ、お金を財布に持ち過ぎなどなど)を見ることができることです。
 また、欠点としてはゴミが増える、間食が増えて食事が食べられなくなることです。この欠点で挙げたようなことが増えるとショップを続けていくことはできません。しっかりとゴミの始末、食事に支障が出ないように生活をしてほしいと思います。

(三浦)
 

 
 
 
 

< 今こそ勉強 >
 
みなさん、フェスティヴァルの準備は順調ですか?さて、第一定期お疲れ様でした!テスト前、テスト期間、集中して勉強に取り組めましたか!?なかなか調子がのらず、勉強に集中して取り組めなかった人もいるかもしれませんね。テストが終わり、放課後の寮広場にダンスの音楽が流れ、大望館横ではパネル制作に汗を流す人たち。いよいよフェスティヴァル一色となってきました。そんな時に水をさすような気もするのですが、終わったテストの結果が、今週返却されてきます。みなさん、返してもらったテストはどうしていますか?まさか…くしゃっ、ビリッ…とゴミ箱に…、なんてこと、ないですよね!?もしもいままでテストをそうしていたとしたら、今回からは、是非捨てないでください。学校の定期テストは、1回1回全く違うことを勉強しているように思えますが、実はすべて積み重なっています。次のテスト範囲でつまづいたとき、以前勉強した範囲がわからなくなったとき、どうしますか?教科書の前の範囲をもう一度復習し直しますか?―それもいいでしょう。でも、一番手っ取り早くしかも効果的なのは、前のテストをみることなのです!楽、したくないですか?だったら、テストを捨てないこと!そして、フェスティヴァル準備で疲れ、とても勉強どころではないかもしれないけれど、できればテストでミスしたところ、間違ったところを、「なんなのかなぁ?」と簡単にでもいいので、見直しをしてください。ひとつひとつの勉強があなたのためになります。がんばろう!

(浮田)
 

 
 
 
 
 

< 礼拝のお話し >
 
M.K.(3年)
 みなさん、こんばんは。3室のMです。今日は、「好き嫌い」について話します。みなさんの中にも見た目、味、匂いなどで食べずに捨ててしまう人もいると思います。特に女子寮の残食の量に、僕は「とてももったいない」と思います。今のアフリカの飢餓や、ニュースで大きく報じられている東日本大震災で被災された東北や関東の人々に対し、毎日朝食から夕食まできちんと食べる事のできる僕たちが、嫌いな食べ物に手をつけず捨ててしまうのはとても失礼な事だと思います。なので、たとえ嫌いであっても努力して食べることが大切だと思います。
 そして、好き嫌いは人間関係にも置き換えられると思います。相手の見た目や性格だけで、その相手との間に壁を作ってしまうこともあります。僕にもその経験はあります。でも、今ではその相手ととても仲が良く、毎日話しをしています。やはり、相手とたくさん話しをして、相手のいいところを見つけられれば良いと思います。
 
 
 
 

N.K.(3年)
 みなさん、こんばんは。4室のNです。今日は「始まり」について話そうと思います。今年度は、東日本大震災という大きな災害が起き、今までとは全く違う、とても大変になるだろう一年のスタートとなりました。恐らく、昨年までのようにはいかず、節約、節電、といった事が増え、今まで当たり前だった事ができなくなるかもしれません。
 ここで僕なりにこの状況を上手く乗り越えていくのに大事だと思う事があります。それは、個人がバラバラにやるのではなく、皆が一緒にやるということです。その為にはお互いに声をかけ合う事が必要ですが、光風館生はまだ全員の仲が良いわけではなく、言いたい事も遠慮して言えない状況があります。
 そこで、学年の垣根を越えてなんでも言い合える関係になれる方法の一つを紹介したいと思います。それは、部活に入るということです。なぜなら、部活内では嫌でも話さなければならなくなるし、部活の仲間を通じて誰かと仲良くなる事ができるからです。それに、部活に入れば、他になにか得られるものがあるかもしれません。なので、今部活に入っていない人や、迷っている人はまず色々な部活を見学してみて、自分が興味を持った部活を見つけて、新しい仲間と一緒に新しい一年のスタートを始めてみてはどうでしょうか?