のぞみ寮通信

めぐみ館

2022/04/18

めぐみ館通信3号「オリエンテーションキャンプに行ってきました」

 入学礼拝の次の日、1年生は一泊二日のオリエンテーションキャンプに出発しました。「行きたくないなあ……」と不安を抱えながらも、めぐみっ子9名みんなで玄関前で写真を撮って、さあ出発!ドキドキしながら出かけていきました。新しい仲間や学校の先生と、新しい出会いがたくさん与えられますようにと送り出しました。

 1年生がオリエンテーションに出かけたこの日一晩は、2、3年生も自分たちの緊張を少しほぐすことができる貴重な一日でした。1年生が無事にオリエンテーションキャンプを過ごすことができますようにと夕礼拝でお祈りしました。そして、この日の夕礼拝のお話担当だったSさんは、ふと、自分が一年生の時のことを思い出し、話してくれました。先輩になって一年生を迎えたからこそ先輩の気持ちを実感できたのだそうです。1年生がいてくれることで改めて気づかされることがあるって素敵です。「1年生がいなくて寂しい~!私今日一人だぁ~。」と3年生のCさん。この一言もなんだかとっても嬉しく感じました。

 オリエンテーションキャンプから帰ってきた日の夜、「つかれた~!」と言いながらも、1年生達は事務室に集まって、めぐみっ子のみんなとわいわいおしゃべりを楽しんでいました。11日(月)からは、いよいよ学校生活がスタートです!55回生だけでなく、54回生、53回生の歩みが豊かでありますようにお祈りしています。

 

 

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【礼拝のお話】 3年 H.Sさん

 1年生は今日オリエンテーションキャンプに行っているのでいませんが、今日で1年生を迎えて3日目になります。1年生がいる生活にみなさんは慣れたでしょうか?正直、私はまだ慣れていません。というのも、去年の今頃の私の部屋は、52回生の先輩は一人と同学年の53回生の仲間が一人、そして私という部屋だったので、自分の部屋に1年生を迎えるといったことが今回が初めてのことなのです。

 人に何かを教えることがあまり得意ではないので、何か一つ説明する度に、ちゃんと伝わったかな、大丈夫かなと心配になってしまします。そして、慣れないことをしているので、1週間くらい経ったような錯覚におちいりそうです。

 そこでふと思い出したことがあります。それは、私が入寮した時に迎えてくださった先輩たちのことです。先輩たちはいつも、なんだか楽しそうで少し余裕をもっていてすごいなと思っていました。そして、私が大変な時や困っている時にはそっと寄り添ってくれていた、そんな覚えがあります。しかし、いざ自分がその立場になってみると、先輩達もとても大変なことをしていたのかもしれないということに気づかされました。改めて、先輩たちへ尊敬と感謝の気持ちでいっぱいになりました。また、自分自身、人に寄り添うことができる優しい人間になろうと強く思ったこの数日でした。

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