のぞみ寮通信

みぎわ館

2011/05/17

みぎわ館 第86号(5月15日)

<☆寮祭☆>  
 
 4月30日に行われた寮祭。晴れていたらガーデンでパーティだったのですが、残念ながら今年はどんより曇り空、しとしと雨模様で友愛館にて行われました。

だけど、なかなか素敵なパーティでしたよね!
 東日本大震災の事を覚え、自分たちで何かできる事を考えようというところから始まった、寮祭の企画立案。いつもは盛大なパーティをしてお楽しみ会(この日目指して努力してきた物を披露!)をして…と盛り上がるのですが、今年のパーティは残食に注目し、少しでも残すことの無いようにとメニュー決め、調理量を考えました。また寮祭の締め括りには礼拝を行い、東日本大震災のことについて考え祈る時を持ちました。礼拝では被災地出身の寮生と、被災地以外から来ている寮生、それぞれの立場からお話をしてもらいました。また寮生たちから集まった震災に対する想いを「のぞみ寮の祈り」として礼拝委員が中心になって作り、全員で心と声を合わせて唱和しました。 
夕食パーティではフランクフルトに一口おでん・焼きそば・ポップコーンに綿菓子と、例年の半分以下にしたメニュー数に加え、管理栄養士さんと一緒に寮祭参加人数からシビアに割り出した調理量を準備していただきました。おかげでほとんど残食を出すことなく、だけどみんなおなか一杯になってパーティを終えることが出来ました。
 3年生のみなさん、各委員会活動やメニューのポスター作成から始まり、食事の準備・サービスまでありがとう。お疲れ様でした。1・2年生はお楽しみ会、お疲れ様!寮祭を行う教育的意義は大きい!と昨年強く感じた私でしたが、その思いをより一層強固なものとさせてもらいました。今年の寮祭、みんなで祈り・考え・楽しみ・語り…、とっても素晴らしいものになりました。こんなにたくさん考えて、短い時間で集中して取り組んだみんな。ここで得た達成感や仲間との嬉しい関わりをこれからの寮生活にしっかり活かしていってほしいと思います!

(森口)


 
 
 
 
 


 
 
 
 
 


 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<礼拝のお話> 
 
*ミジンコ!かわいい!(本人の希望によりペンネーム表示しています。)
 私はいつの間にやら2年生になってしまっていて、内心ちょっと実感がわいていません。1年って、早いものですね。2年生になって、1年生に寮のルールや仕事などを教えていく時、1年生にちゃんと伝わっているかどうか不安になります。1年生の視点から教えることが出来ていたらいいけれど…と思っていますが、思いのほか難しくて、自分の立場でしか教えていないのではないかと心配になったりしています。
 私達43回生が42回生にご指導していただいた時の事を思い出します。42回生の方々がご指導してくださった時も、私くらい、もしくはそれ以上大変な思いをしながら教えてくださったんだろうなぁと思うと、改めて先輩たちを尊敬します。1年生たちが来てくれたおかげで学べたことです。ありがとう。分からない事があったら何度でも気軽に聞いて下さい!出来る限り分かりやすく教えるように私もがんばります!
 そして教えるにあたって「自分はどうなんだろう?」ってよく思います。1年生に指導している立場の人間が出来ていないというのは本当に申し訳ない事なので、いくら仲のいい先輩になれても1年生にとって良い先輩ではないのではないでしょうか。なので私はこれまで以上に自分の行動に責任を持って行動しなければ!と思いました。
 どの学年でも皆それぞれ責任を持たなければいけなくて、学年同士でも先輩から後輩でも、少し怖いかもしれませんが後輩から先輩へでも、間違っていたらお互いに注意し合えたらいいなぁって思います。盗難も謹慎者も、もうみぎわ館から出したくはありません。みんなそれぞれ今しか学べない物を沢山学んでいけたらいいですね。 

(4月25日)

 
 
 
 

*U.S.(3年生)
 私がのぞみ寮に入寮したいと考えた理由は2つありました。一つ目は夏のオープンスクールで寮見学に来たことがきっかけです。小さいころから私は人前で話すことが苦手で、自分の意見が上手く言えないし、人と関わることが面倒だと思っていました。だから、色んな人と関わって「自分探し」をしてみたい、と考えたことです。
 二つ目は自分の事は自分で出来るようになりたいと思ったからです。今まで洗濯や食器洗いはお母さん任せだったし、お手伝いをするのを自分からやることはあまりありませんでした。とても強く入寮したいと思っていたのですが、いざ敬和への入学が決まり、寮に入ることが決まると家でゆっくりできないのが寂しくなり、不安もたくさん沸いてきました。不安を抱えたまま過ごしていた春休み、寮で同じ部屋になる先輩たちから手紙が届いて、とてもホッとしました。その時初めて、手紙の温かさも教えてもらったと思います。
 そして入寮し私は変わりました。人と関わることが好きになりました。自分の事は自分でずいぶん出来るようになりました。きっと他にも自分では気付けてはいないけど、変われたところはたくさんあるように思います。逆に、自分の悪い所もたくさん気付かされました。一番自分でドキッとしたことは、自分の事なのに、嫌な事を寮のせいにしていたり、学校のせいにしていたりと、嫌な理由を周りのせいにしていた自分が居た事に気付かされた事です。しんどかったけど、それに気付かされ受け入れられたからこそたくさん成長できたのだと思います。そして寮に入ったからこそ成長できたのだと思います。そう思える自分が嬉しいです。これからまだいろんなイベントが盛りだくさんですが、行事を通してたくさんの人たちと積極的に関わっていけたらいいなぁと思います。 

(4月25日)