のぞみ寮通信

みぎわ館

2022/03/18

みぎわ通信(24号)

礼拝のお話

「心の奥の気持ちと向き合う」 2年Aさん

 今日は私の小さい頃のお話を少ししたいと思います。私の小さい頃はどんな子だったように見えるでしょうか?私の幼少時代はとても性格が悪かったです。周りの人とは違う何かで目立ちたい。手が出るケンカを男の子としたりもしました。その当時を知る友達と幼少時代の話をしながら「あの頃は、最悪だったよね」と笑い合うことがあります。

 普通の子とは少し違う私でしたが、たくさんの夢を持っていました。皆さんが夢を見たことがあるであろう“ケーキ屋さん”“お花屋さん”“お洋服屋さん”等々、たくさん夢が変わって、たくさんあこがれていました。しかし、大きくなるにつれて夢は少なくなっていき、現在の私には夢がありません。小さなころの自分は純粋な気持ちしかなかったのに、だんだん現実を考えるようになったからだと思います。“なりたい”と考えるより、“自分のできそうなもの”“なれそうなもの”と考える自分がいます。そういう考えしかできておらず、心の奥の気持ちを無視してしまっている気がします。

 皆さんは、心の奥の気持ちを放置していないでしょうか?しっかりと向き合うことが出来ているでしょうか。もし今、心の奥の気持ちをキャッチできていない人がいるとしたら、昔の自分を思い返してみてほしいです。無邪気でただただ自分のしたいことをしていた頃のことを。「どうせ無理」は人の自信と可能性を奪う言葉だということをある映像通して学びました。私が自分の心の声に耳を傾けなくなったのは、「どうせ無理」の言葉が邪魔していたからです。すぐに前向きになることはできなくても、一つずつ「どうせ無理」を消して、自分の可能性を広げていきたいと思います。

 みぎわ館の仲間と過ごす生活を楽しみながら、自分の心の声を聞き逃さず、一人一人に与えられている賜物を生かして過ごしていきましょう。

 

 

春休みを迎える前に~大掃除~

migiwa024_01 migiwa024_02 migiwa024_03 migiwa024_04

 

 

 

~新一年生の出会いの日を待ち望んで~

 4月から始まる1年生のために、一人一人が役割を持って準備をしています。想像を膨らませながら一文字一文字心を込めて記名している姿が愛おしいです。

migiwa024_05 migiwa024_06 migiwa024_07 migiwa024_08

 

 

今日は2年生最後の「15分会」

 礼拝後の2年生の「15分会」。2年生最後になるこの日は、この一年の振り返りを語り合っていました。みぎわ館の仲間との生活を通して、励まされ、許されて、充実した時となっていることを一人一人が自分の言葉で語り、その一言一言に応答し合う姿を通し、この1年の成長ぶりを感じた時でした。ラスト1年の日々、どんな物語があるか楽しみでなりません。(小菅)

migiwa024_09