のぞみ寮通信

みぎわ館

2011/05/17

みぎわ館 第84号(5月8日)

<3年生をお手本に> 
 
 寮祭、そしてG.W.と、3年生はさすがだなぁと感心することがたくさんありました。

まずは、寮祭のガーデンパーティー。その働きは、賑やかな「一口おでん」ポスター書きに始まりました。当日の準備には、早々と集まり、「まだかな〜。おいしそう♪」と厨房を覗き、今か今かとおでんの鍋を待っていました。配膳や食器洗いの場面では、手が足りないところにさっと現れ「手伝います!」と笑顔でやってくれました。本当に気持ちのよい気配りと働き!
 寮祭を終えると、たくさんのみぎわ館生が帰省しました。G.W.中のガランとした館内。静かで寂しいな〜と思いながら各部屋を回ると、3年生の力が発揮されている部屋とそうでない部屋が。毎朝の登校時のようにすっきりと片付けられている部屋と、まるでフリーの日の夜の様に散らかったままの部屋の二つに分かれていたのです!3年生のスペースが一方ではとびきりきれいで、もう一方ではとびきり散らかって(!?)いたのが、嬉しくもあり悲しくもありました。
 1、2、3年生が一緒に過ごせる縦割りの部屋もあと一ヶ月と少しになりました。3年生の皆さん。ぜひ、良い手本になってください!

(冨井)
 


 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
<GWどうだった!?> 
 
 5月5日は帰寮日でした。私は、みんながいっぱいの笑顔で帰ってきてくれるか、どんなお土産話で楽しませてくれるか、ワクワクして帰りを待っていました。これまで帰寮日と言えば、「みんな元気で帰ってくるかかなぁ」とか、「大きな事故、なかったかなぁ」などと言った心配事が尽きず、みんなの顔を見るまで何だか落ち着かない気持ちでいっぱいだったのですが、今回はちょっと違いました。もちろん、これまでと同様の心配はしていましたが、それ以上に心を整えてくるであろうみんなの姿を見るのが楽しみだったのです。
きっとこのGW中、帰省した人たちは家族にいっぱい甘え、4月からの1ヶ月寮で頑張ってこれた自分を周りから認めてもらえ、自分でも短い期間ながら大きな成長を遂げていることに気が付いたのではないでしょうか。また、帰省せず寮に残ったメンバーも、普段よりもずっとずっと少ないみぎわ寮生との関わりで、仲間の新たな面を知り、自分の知られざる一面を披露し、互いを知り合う素晴らしい機会としてくれたのではないかと想像していたからです。
そんな私の期待以上に、みんなとっても素敵な顔で帰ってきてくれました。みんな揃うかなぁ…なんて心配はいらなかったかのように、みぎわ館43名は全員そろいました。休み明け、全員が揃うというのはとっても大事な事だと思います。よし、今日からまたみんなで一緒に歩んでいこう!という想いを共に新たにする瞬間だからです。嫌々戻ってきたとしても、仲間の顔を見る事で励みになったりもするからです。この一歩目をみんなと共に過ごせるかどうか、これは結構重要なポイントだと思っています。そのポイントとなる帰寮日に、みんなが揃えたという事は、本当にうれしい事だと思います。
これから、定期テストがあり、フェスティヴァルがあり、忙しい日々が始まります。忙しさがしんどさになり、イライラになり、どうしようもならない心の状態に陥ることもあるかもしれませんが、素敵な仲間たちと共に励まし合い支え合いながら、確実に歩んでいってほしいなぁと思います。

(森口)
 

 
 
 
<礼拝のお話> 
 
*H.Y.(2年生)
 私は敬和に入るまで宗教の事なんて考えたことがありませんでした。お葬式は火葬なので仏教かな、くらいは思っていましたが、仏教を信じているというわけではありませんでした。私が今信じているのは、自分にとって良い結果を出す占いです。
 敬和は他の学校よりもキリスト教を信じている人が多い学校だと思います。私は敬和の聖書の授業を受けて、先生の信仰の強さに驚きました。今までキリスト教に縁のない生活をしていた私にとって、目に見えない何かを強く信じるという事にも驚きましたし、校長先生の礼拝でのお話にも驚きました。
 私は、学校での校長先生のお話と言えば、とてもつまらなくて、暇で、眠くなるようなイメージがありました。しかし小西校長先生のお話は違いました。キリスト教を信じていない人にでも当てはまるような、とても意味のある、聞いていて飽きないようなお話をされている気がします。私は小西先生のお話はとても自分にとって、とてもためになるお話だと思います。もちろん他の先生方・生徒のお話も聞いていて、とてもよい話だなって思います。だから私は今後、今まで以上に礼拝のお話に耳を傾け、その中から自分にとってのヒントになるものを見つけ、これからの人生に役立てていきたいと思います。
 私は、敬和は礼拝で始まり礼拝で終わると思っています。ぜひみなさん、毎日の礼拝を大切にしてみてください。自分の人生観が変わるようなお話と出会えるかもしれません。 

 (4月7日)

 
 
 

*A.Y.(2年生)
 私が入寮した時9室でした。当時2年生だったY.C.さん、1年生だった私と卒業されたAさんとの3人部屋でした。入寮したての私は、元々人見知りな上にビビりな事もあり見た目に迫力のあるRさんを、「怖い人なのかなぁ」と思ったりしていました。そんな印象は一緒に生活していく毎日の中で、不機嫌な時のAさんのピリピリ感や、月に1度の大掃除でチェック者を諭すAさんを見ていくうちに、「怖い人なのかなぁ?」から「怖い人!」と言うものへと変わっていってしまいました。こうなってくると私は自分の考えや見方をなかなか変える事ができません。Aさんは怖いから怒られないようにしようとしか思えないまま日々が過ぎ、とうとう部屋替えとなってしまいました。
 部屋替えをしてAさんと離れ、ある日、「Aさんって優しいよね!」という話を耳にしました。しかし、その時はまだ私にとって「怖い人!」だったので、「この人はAさんと一緒に生活したことがないから、こんな事が言えるんだ。」と反抗的に思ってしまっていました。こんな思いを胸に持ちながら、寮での日々が刻々と過ぎていきました。そんな時間の中で、実は、幾度となく「Aさんていい人だよね」「優しいよね」という話を耳にしていました。それでも私は「怖い人!」というイメージがぬぐえないまま、とうとうAさんたち3年生が卒業する時期が来てしまいました。そして、そんな時期になって初めて私は、私にとってAさんは本当にただ怖いだけの人だったのか?怖いだけではなかったのではないか?と真剣に考え始めるようになりました。
 考えるうちに、そう言えば注意された時も理不尽にガミガミ言われるのではなく、ちゃんと注意して指導してくださっていた事、質問した時は笑顔で分かるまで教えてくださっていた事、そしてちゃんとできた時はしっかり褒めてくださっていた事を思い出しました。そして「Aさんって優しいよね」「いい人だよね」と言っていた人たちが正しくて、「怖い人!」と決めつけていた私が間違っていた事に気付きました。しかし気付いた時には、時すでに遅し。
 怖いというイメージから、厳しいけれど一本筋が通っていて優しくてかっこいい大好きな先輩というイメージに変わったのに、結局大したお話もすることが出来ず、Aさんは卒業されてしまいました。なんでもっと早くAさんの事を知り、いろいろなお話をすることが出来なかったのだろうと、とても後悔しています。
 
 さて、44回生のみなさんにとって部屋の先輩たちはどのような方々でしょうか?優しいですか?面白いですか?厳しく、怖いですか?いろんな印象を持っている事と思いますが、同じ部屋になった人たちとは二度と同じ部屋にはなれません。特に3年生と同じ部屋で過ごせるのは今回の部屋が最後です。3年生と共に過ごせる日々の大切さを考えながら、3年間で1度しか同じ部屋になれない仲間たちとの毎日を大切にしながら、これからのみぎわでの生活を過ごしていって下さい。
 一見厳しい方がいたとしても、その厳しさはきっとみなさんへの愛情で溢れています。また、1年は思っている以上にあっという間です。長いようで短い3年間、また仲間との生活の中でいっぱい学び、吸収しながら悔いの無いように過ごしていって下さい。 

(4月13日)