のぞみ寮通信

みぎわ館

2022/03/15

みぎわ通信(23号)

礼拝のお話

 「小さな幸せの積み重ね」  2年 Yさん

 

 皆さんは、幸せな時ってどんな時ですか?ゴロゴロしている時、おいしいものを食べている時、推しの写真を見ている時、といろいろあると思います。私が特に幸せだな~と感じるときは、みんなと、もしくは誰かと笑いのツボに入って笑い合っている時がとっても幸せです。

 小6くらいから姉、兄が家を出て、一人っ子みたいな感じだったので、家に帰ると誰かと大笑いすることは少なかったです。寮に入って、笑い合う機会が2倍くらいに増えて、前よりも誰かと笑い合う幸せを感じるようになりました。思いっきり笑い合っていると、自分も相手も幸せな気分になれて最高です。自分の笑いで誰かがつられているのも、幸せを分け合っている感じがしてとてもうれしいです。

 悩みとか、悲しいことがある時は、どうしてもそのことに気を取られてしまうし、幸せな思いより、嫌な思いの方が心に残ります。この2年間、いろいろなことがありましたが、みんなと生活をして、笑い合った数ってどれくらいなんだろうと考えると3日に一回は大笑いしている気がします。幸せいっぱいだなぁ~と感じます。その時は、幸せと思っていなくても、小さな幸せってたくさんあることに気づかされます。

 大きい悩みに、どうしてもフォーカスしてしましますが、ちょっとした幸せを大切に、大切に過ごしていきたいです。みぎわのみんなといつもしょうもないことで笑い合える幸せやうれしいことを共有できることがとても喜びです。“二人だと喜びが2倍。悲しみは半分”という言葉がありますが、私は今、喜びを14倍。悲しみは14分の1にできます。そう思うと最強です。これは寮ならではの特権だと思います。

 これからも気持ちを共有したり、幸せを分かち合い、みんなとの絆を深めていきたいです。気づけば寮生活はあと1年しかありません。時の速さにびっくりです。3年生になったら、もっともっと時間の時が経つのが速そうで怖いです。

 これからもみんなと笑い合える時間、みんなと過ごす中でのたくさんの幸せを大切にしようと思います。また感謝の気持ちも忘れずに伝えたいです。みんな、いつも幸せをありがとう。

 

 

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~今学期最後の定期テストを終えて~

 小さな物音さえ響き渡る静かさ。いつものことながら、テスト期間中の集中力はすごいです。学年末、一人一人の意気込みを感じました。またテストに、手ごたえを感じたことを喜びいっぱいで知らせてくれる姿もありでうれしい限りです。この意気込み、テスト期間中だけではなく、持続できたらならものすごい力になるのに……。と心の中で思いながらも、やる気スイッチを自ら押す瞬間に立ち会えることは大きな喜びです。

 春休みまであと数日。定期テストを終えて週末のひと時を思い思いにリラックスして過ごすみぎわっ子たち。やり終えた安堵感が一人一人の表情から伝わってきます。

 

 

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寮生活は行事があっても通常通り①

 行事があっても、テストでも、寮生活は通常通りです。当たり前に活動します。みぎわ館はテスト期間中、食事当番が回ってきました。いつも以上に、声掛けあって食事当番もにぎやかで、手際よく進んでいます。「あれ!こんなに早く終わった!」とにっこり。どんな時も気持ちよく働く姿に感心しますが、当たり前のことを当たり前に、そして気持ちよく働く姿から私自身が教えられます。

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寮生活は行事があっても通常通り②

 もちろん、テスト期間も夕礼拝を共に守ります。礼拝のお話も順番に回ってきます。テストだからと言い訳にせず、礼拝のお話も準備をして臨んでいます。

 礼拝後、2年生は毎晩「15分会」と名付けてみんなで共に対話する時間を大切にしていますが、テスト期間中は「顔合わせ会」と名付け、ほんのわずかな時間集まり、交わりの時間も大切にし、その後、それぞれテスト勉強に向かっていきます。

 

 

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定期テスト初日の朝。みんなで気合いを入れて、1年生たちは登校していきました。

 

 

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新一年生に思いを寄せて①

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 ↑この密の状態。一体なんだと思われますか?実は、新一年生が入室する部屋を発表したときの様子です。用紙には、部屋割と氏名だけをシンプルに記入しているだけなのですが、1,2年生は、この1枚の用紙に釘付け。名前を呼びながら、うれしい気持ちを叫びあっていました。なかなかその場を離れがたいみぎわっ子たち。

 出会いの日を待ち望みながら、楽しみでならないみぎわっ子の姿から、私までワクワクしてきます。みぎわ館の生活の中で、「うれしい気持ちのおすそ分け」が様々な場面でみられますが、そんな経験を共に積み重ねてほしいと願います。

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新一年生に思いを寄せて②

 「先輩からの電話、とてもうれしかった」自分たちのことを思い出しながら、4月から入寮する新1年生へ、部屋ごとに電話をしています。電話のかけ方もさすがです。私が伝えるまでもなく、礼儀正しく丁寧に電話をしています。同室になる新1年生へ手紙を郵送後の電話なので、受話器越しに会話がはずんでいます。先輩の声は、新1年生にとって大きな安心感につながることを思います。電話を終えた後も、会話の余韻に浸りながら、新1年生との生活を思い、テンションがあがる1,2年生の姿は頼もしさいっぱいです。(小菅)