自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2022/03/14
2月28日(月)寮修了礼拝、3月1日(火)卒業祝福礼拝が行われました。これで大望館52回生の敬和生活は幕を閉じました。彼らは入学から卒業まで多くの仲間との出会いと別れを経験してきました。ひとりになる時間が少ない寮生活で、他者と共に暮らしていくことの難しさを体験してきました。
3年間を振り返れば、意見をぶつけ合って問題を解決していくことの積み重ねでした。「相手は何を感じているのか?自分はどう生きていくべきなのか?」そこから逃げずに互いに向き合ったからこそ、ここまで共に歩んでくることが出来ました。
さらに、新型コロナウイルスの様々な対策に辛抱強く耐えてくれました。その中でも喜びや楽しみを見つけ、形を変えても人と密接に関わることを大切にしてくれました。自分が率先して行動することで後輩たちを導いてくれた彼らです。
最後の朝、食当だった大望館の後輩たちを途中で引き上げさせて、代わりに食当に入ってくれました。敬和生活の最後まで他者のために尽くすことが出来る彼らでした。そんな彼らのことを心から誇りに思います。
卒業祝福礼拝へ向かう朝、大望館の伝統になるであろう“エンドレス花道”で送り出しました。ここ敬和学園と大望館で学んだことを胸に刻み、成長した彼らをそれぞれの道へ送り出します。彼らの後ろ姿を見て、争いと混乱の世界において「平和を実現するひとり」として歩んでほしいと心から願いました。寮修了・卒業おめでとう!今まで本当にありがとう!また会おうね!