毎日の礼拝

毎日のお話

2022/01/27

井上 哲郎(スクールカウンセラー)

エフェソの信徒への手紙Ⅰ 5章  29~30節

 20年前、失明の危機にみまわれました。幸い、治療のおかげで現在もまだ失明せずに過ごせています。それまでは「見える」ことは当たり前のことでした。しかし、今、「見える」ことは当たり前ではなく、幸運が与えられている結果だと思うようになりました。それからは、美しいもの、見ておきたいものを、積極的に見るように心がけています。結果的には、失明の危機を抱えていることで、かえって、目が見えることのありがたさに気がつき、積極的に人生を過ごせているのかも知れないと感じています。私たちはたくさんの「大切」が与えられていることに感謝しながら、毎日を過ごしていきたいものです。